テーマ特集

年末の片付け&掃除術・グッズ編

今の暮らしに合わせ種類は豊富

中津箒・市民蔵常右衛門(愛川町)

2018年11月24日 神奈川新聞掲載

 今年も残すところあと約1カ月。早めに大掃除を済ませて、スッキリした気分で新年を迎えませんか。収納のプロにこつを教えてもらいました。(6/6)


【中津箒】気持ちの良さを味わえる美しさ

 明治から昭和にかけ、中津村(現愛川町)の一大産業だったほうき作り。かつては東京箒や関東箒と呼ばれていたが、ほうき製造6代目の柳川直子さん(65)が2003年に立ち上げた株式会社が「中津箒」として復活させ、注目を集めている。

 柳川さんらは、ほうきの原料であるホウキモロコシも農薬に頼らずに栽培し、製造・販売まで手掛ける。職人はベテランと若手の9人。草の穂を湯通しせず、柔らかくコシのある特徴はそのままに、昔ながらの床を掃く長柄のものから、机や棚、洋服やコーヒーミル用などの小箒まで、現代の暮らしに合わせて種類はさまざま。草を編む糸は職人が自ら染め、編みのデザインも職人がそれぞれ独自のものを施す。壁に掛けておいても、しつらいのように美しくたたずむほうきは、いつでもサッと取り出して掃除をする習慣づくりを助けてくれそうだ。



 「大掃除も大切ですが、日々の掃除で気持ち良さを味わうことも大切。音がしないので夜でも掃除ができるし、フローリングを傷つけず、溝の汚れもかき出してくれる。ほうきは実は今の生活に適している」と柳川さん。力を入れず、草のしなりを利用すると驚くほどほこりが集まるそう。「うそのないよう、遊び心も忘れず、心を込めて作り続けていきたい」と柳川さん。


代表の柳川さん

中津箒・市民蔵常右衛門
住所 愛川町中津3687の1
アクセス 小田急線本厚木駅・厚木バスセンターからバスで運輸支局入口下車7分
電話 046(286)7572
営業時間 展示販売など。午前10時~午後5時
定休日 月~水曜(祝日の場合は開館)
備考 長柄箒2万520円、トモエ箒1万1880円、洋服箒6480円、筒型小箒1404円

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。



これは便利!お薦めグッズ



 横浜の総合雑貨店でも、年末に向けた需要増を見込み掃除グッズを続々とそろえている。

 東急ハンズ横浜店(同市西区)では、フロアワイパーに吸着できない大きめのごみを吸い込む新商品「電気ちりとり」(シー・シー・ピー、6458円)=写真【1】=をPRする。本体の吸い込み口にある二つのスイッチにワイパーが触れると作動し、玄関や窓から入る土ぼこりや食べこぼしなどの粒のごみを手軽に吸収する便利商品だ。10年前にハンズで販売を始めた強い洗浄力の「技 職人魂」シリーズの各種洗剤=同【2】=も人気で、同店は販売に力を入れている。

 横浜ロフト(同区)も、年末の大掃除を見据え“家事のプロ”が選んだ「神アイテム」8点を並べて紹介=同【3】。排水口など浴室の細かい部分も磨けるピンセット付きのブラシや頑固な水あかを落とす消しゴム式の掃除道具など、全種類をそろえれば自宅の隅々まできれいになること間違いなし。

 布製品のシミや蛇口のさびなど、あらゆる汚れに対応できるクリーナーワックス「TOMIE」(芽瑠、1998円~)=同【4】=も万能商品。売り場担当者の一押しグッズだ。

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