テーマ特集

神奈川の海苔①

笑顔こぼれる絵巻き寿司

2019年2月2日 神奈川新聞掲載

 豊かな海が育むノリ。県内では今も養殖が行われ、歴史が受け継がれています。2月3日の「のり巻きの日」、6日の「海苔の日」(ともに全国海苔貝類漁業協同組合連合会制定)にちなみ、産地やおいしい商品などを紹介します。(1/6)


梅・忍者・ウサギの絵柄が並ぶ

【絵巻き寿司】伝統の食文化を海外や次世代へ

 断面に金太郎あめのように絵柄が現れる太巻き寿司(ずし)。千葉の郷土料理など、古くから冠婚葬祭や集まりの時のごちそうとして振る舞われてきた。

 その食文化を「絵巻き寿司」として発展させ、次世代や海外へ伝える活動を行う「絵巻寿司検定協会」(横浜市中区)の認定インストラクターである安藤めぐみさん(42)は、南足柄市の自宅を中心に西湘地域でレッスンを開く。


講師の安藤さん

 レッスンは、子どもや孫を喜ばせたいという人や、会員制交流サイト(SNS)への投稿が目的の人など、参加者はさまざま。完成した断面を見て「あ、できた…!」と安堵(あんど)したような歓声が上がり、笑顔がこぼれるという。安藤さんは「細かい作業や具・ご飯の計量が必要ない初心者向けもあります。お茶を飲みに来る感覚で気軽に」と話す。



 「今後は、外国人向けのレッスンも行いたい」と安藤さん。小田原や箱根に来た観光客に、手を動かして文化に触れる機会をつくりたいと模索中だ。

巻き寿司教室Smile(南足柄市沼田)

 問い合わせは[メール]a.1.n.1.me.0.g.6@gmail.com 月2回の自宅レッスンのほか、2カ月に1度、小田原市内で親子向けも。西湘エリア内での出張レッスンは応相談。1本3千円。次回の自宅レッスンは2月12日(ウサギ)。子どもに人気のキャラクターや行事にちなんだものなど、絵柄は毎回変わる。以降の日程など詳細は、安藤さんのフェイスブック(https://www.facebook.com/people/安藤-めぐみ/100022106052847)で確認を。

作ってみました

 初心者向けのバラの絵柄に挑戦。のりや薄焼き卵、桜でんぶで色づけしたご飯、タラコ、紅ショウガなどの身近な具材を、手順通り並べていきました。慣れない巻きすを使った作業で、ご飯の端同士が届かず足してもらいましたが、「手直しできるので、失敗に終わったことは今までありませんよ」と安藤さん。目で楽しめ、食べておいしい絵巻き寿司。覚えておくと、持ち寄りパーティーなどで活躍してくれそうです。 (麻)

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