鎌倉・御成通り近くに２０１１年にオープンした。約７平方メートルの店内に色とりどりの靴下「ｒａｓｏｘ」が並ぶ。「Ｌ字型一体成型編み」という独自の製法で、１足ずつ丁寧に作る靴下だ。足首の角度を直角に編み、足の裏からふくらはぎにかけて自然に広がる構造だ。締め付け感がなく、包み込まれるような快適な履き心地を実感できる。「スタンダードモデル」で一足１２９６円から。サイズは男女兼用でＳ、Ｍ、Ｌ、子ども用（２歳～小学校低学年）。素材はシルクや麻混合、ウール、吸水速乾性のものなど多種そろう。

　防寒ウエアの開発をする古川善規さんが、「大好きなスノーボードのブーツは足の形に合わせて作られているのに、靴下は作られてない」と考え、５年の歳月を掛けて商品化。０４年から卸売り販売を開始した。「ぴったりなサイズがお薦めなので、試着して良さを実感してみてください」と店長の椎名恵さんは話す。

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