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産地直売 走水のり
家族総出で丁寧に製造

  • 2016年2月25日 神奈川新聞掲載

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栄養豊富な走水が育んだ「のり」
栄養豊富な走水が育んだ「のり」

 走水水源地が近く、上質な湧き水と東京湾の栄養豊富な潮の流れが育む「走水のり」。横須賀市大津から走水にかけてのエリアで、現在8軒の生産者が県内生産量の約8割のノリを養殖している。

 その中の1軒で、代々漁師を営むのが「もといや」。7代目・長塚勝弥さん(59)によると、「もといや」がノリの養殖を始めたのは先々代から。

 秋に種付けをして、発芽したノリの種を育てる「育苗」期間を経て、10月下旬ごろからノリ網を沖に張る。水温が下がり新芽がぐっと成長する11月から翌年4月上旬にかけてが収穫時期。高速摘採船(通称もぐり船)と呼ばれる船で網の下に入り込み、ノリを刈り採る。すぐさま採ったノリを作業場でかくはん、洗浄、刻む、すく、といった工程を経て、乾燥機で2時間半乾かす。すると乾のりが完成する。ノリの収穫量にもよるが、1日約2万枚を製造する。


採ったばかりのノリ
採ったばかりのノリ

 「実は3年前に作業場が火事にあったんです」と話す妻の博枝さん(60)。勝弥さんのいとこが経営する、同じノリの生産者「丸良(まるりょう)水産」と共同で出資し、作業場を新設した。

 逆境を乗り越えるべく、長男の清一郎さん(29)も会社員を経て、新たに「もといや」の戦力に加わった。家族総出で丁寧に作る「走水のり」は「かながわの名産100選」に選ばれており、競りにかける組合(大森本場乾海苔問屋協同組合)でも、味が良く人気の品だ。

 毎日漁に出る長塚さん親子は「自然が相手だから思った通りに行かないけれど、おいしいノリができるとたまらないね」と話す。年が明けてからは特に順調に育っているそうだ。

★お薦め品

◇のり(乾) 1帖10枚入り378円~

◇焼のり 1帖10枚入り432円~

◇焼のり(青まぜ) 1帖10枚入り432円~

◇味付けのり 40シート入り1296円

◇きざみのり 1パック432円 

※生ノリは要問い合わせ

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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