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産地直売 片浦レモン
注文を受けてから収穫

  • 2016年3月17日 神奈川新聞掲載

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片浦レモン研究会のメンバー
片浦レモン研究会のメンバー

 温暖な気候に恵まれた小田原市西部の果樹園で、片浦地区のレモン生産者グループ「片浦レモン研究会」が活動している。

 「片浦レモン」はミカン畑の片隅で栽培されていたが、1964年のレモン輸入解禁でさらに“肩身の狭い”存在となっていた。しかしその後、輸入かんきつ類のポストハーベスト農薬問題が起こり、安全な国産レモンを探していた「県消費者の会連絡会」が、片浦のレモンに注目。本格生産を後押しし、無農薬や低農薬でのレモン栽培に取り組む「片浦レモン研究会」が誕生した。


畑のレモン
畑のレモン

 この地でのびのびと育ったレモンは、根元近くの枝までびっしりと実を付け、折れ曲がったまま実らせている木もある。10月のグリーンレモンに始まり、翌年5月まで収穫できる。「注文を受けてから収穫できるから、新鮮なものを提供できるんです」と同研究会会長の立山芳治さん(79)。栽培する上で、唯一の難点は枝にとげがあること。実が枝に触れ、とげで傷付いてしまうと皮が変色してしまう。すると商品価値を下げてしまうという。そこで見た目が悪いレモンを活用する加工品開発にも取り組んでいる。

 平均年齢が70歳という会員メンバーだが、急斜面を軽々と歩き、若々しい。「なぜか」と問うと、「レモンの香りに包まれて暮らしているからね」と立山さんは胸を張る。

 消費者の期待に応えたレモン栽培だが、地域の人口減少が進み、家族で受け継ぐことが難しくなっている。そこで学校農園で栽培を指導したり、都会で暮らす人に週末農園として貸し出したりすることも考えている。「いつかレモンを育てる暮らしを考えてくれたらいい」と、考え方も柔軟だ。

 片浦レモンを食べてみた。酸味がまろやかだ。豊かな香りが広がると、元気になるような気がした。


「おだわら片浦れもんラボ」の商品
「おだわら片浦れもんラボ」の商品

★お薦め品

・片浦レモンフローラルウオータースプレー(蒸留水、45ミリリットル)500円

・片浦レモンエッセンシャルオイル(5ミリリットル)980円

・レモンオイルちょっ☆ぴり(ニットの中に香りを含ませた綿を入れたもの)1個300円

・片浦レモンエッセンシャルオイルスターターキット(オイル3ミリリットル、綿、ロケット、チェーン、収納袋付き)980円

・片浦レモン果汁そのまま(200ミリリットル)900円

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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