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産地直売 シャクヤク
人気は清らかな白系統

  • 2016年4月21日 神奈川新聞掲載

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いつも2人で支え合って栽培作業をしている
いつも2人で支え合って栽培作業をしている

 「今年は花の出来が良いよ」と大谷光昭さん(75)は笑顔で話す。手塩に掛けて育てた大谷さんのシャクヤクは、茎が真っすぐ伸びて太くしっかりしており、非常に大きな花を咲かせると評判を呼んでいる。北海道から九州まで全国のファンがいる。人気は清らかな白系統の「白妙」や「谷の雪」だそう。

 戦後の混乱期、先代の大谷応(まさ)雄(お)さんは食糧調達の委員を務めていた。その会議が県立フラワーセンター大船植物園(鎌倉市)の前身の農事試験場で開かれた。その際に温室の隅に取り残された数百種類のシャクヤクを見つけ、品質保存を申し出て預かった。同植物園は明治末から昭和初期にかけ、シャクヤクを輸出用に品種改良し、「大船系」と呼ばれる品種を現在も栽培している。


大谷芍薬園(咲いてる様子)
大谷芍薬園(咲いてる様子)

 戦後、寒川町田端地区の約4千平方メートルの土地で、シャクヤクを専門に露地栽培を開始。既存の品種や洋種のほか、「大谷系」と呼ばれる「大谷桃」、「谷の雪」など応雄さんが品種改良した花など30種類以上を、現在は光昭さんが栽培している。

 大谷芍薬園では4月下旬から5月中旬まで、切り花を出荷している。白や紅、ピンク濃淡、華やかな八重など多彩な花色と花型で大輪の美しい花を咲かせるシャクヤク。ボタンと並んで豪華でエレガントな花と人気を集めている。「日の当たらない涼しい所で、小まめに水揚げしてください。花瓶の水はぬめらないよう、水の交換をこまめにすると長く楽しめます」と光昭さんは話す。

★お薦め品

◇シャクヤク

 各種類混合で13本入りで1箱4100円(送料別)。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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