テーマ特集
横浜中華街の海鮮料理⑧
ウナギの酒粕漬け天ぷら 塩気と苦み絶妙
- 2016年8月20日 神奈川新聞掲載
横浜中華街には、魚や貝、タコやイカなどの海鮮料理がたくさんあります。炒めて、蒸して、揚げて…。素材のおいしさを、目いっぱい引き出した一品を味わいませんか?(8/8)

四川料理と、中華街でも数少ない福建料理が味わえる店。
食べやすく切ったウナギは、紅こうじをもち米に混ぜて発酵させた「紅粕(ホンツァオ)」に漬け込む。福建料理ではよく使われる調味料で、色は赤く、もろみのような風味がある。塩気と苦みがあることが特徴だ。
漬けたウナギに衣をつけて揚げ、ニンニクが効いた特製たれをつけて食べる。サクサクした食感は、天ぷらよりもフリッターに近い。かみしめると紅粕のほんのり甘い香りが広がり、ビールによく合う。1皿1836円。
料理長◆韓信利(カンシンリ)さん(43)
紅粕は祝席の料理にもよく使います。日本人よりも、中華街や近隣に住む中国人に人気で、ウナギの味を生かした味付けです。

福満園本店
住所 | 横浜市中区山下町200 |
---|---|
アクセス | みなとみらい線日本大通り駅徒歩5分
|
電話 | 045(662)5185 |
営業時間 | 午前11時~翌午前0時半(金・土曜と祝前日は翌午前1時半まで) |
定休日 | 無休 |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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