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産地直売 養殖ワカメ
食べ応えのある厚さとやわらかな食感

  • 2017年3月16日 神奈川新聞掲載

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高取丸代表の髙取さん
高取丸代表の髙取さん

 東京湾の入り口に位置する横須賀市走水は、潮の流れが速く豊富な栄養が流れ込む好漁場。その漁場で養殖ワカメの収穫がピークを迎えている。食べ応えのある厚さとやわらかな食感、さらにうま味が凝縮した味わいは、横須賀を代表する海産物の一つだ。

 横須賀市東部漁業協同組合走水大津支所では、現在27軒がワカメの養殖に取り組んでいる。昨年11月頃に種付けを行い、2月から収穫が始まった。1・5~2メートル近くに育ったワカメは一気に刈り取らず、芽株が大きい物を選んで収穫していく。手間のかかる作業だ。

 高取丸代表の高取秀和さん(46)は、馬堀海岸沖に養殖イカダを組む漁師の一人。早朝に収穫したワカメを走水漁港に持ち帰り、船上で芽株と葉に切り分けていた。魚に食われたり、汚れたりしている部分を丁寧に切り落とし、用途に応じて、干したり塩蔵したりする。天気が下り坂だったこの日は、収穫した約300キログラムを「塩蔵わかめ」に加工することにした。作業場へ運び込み、一晩、海水に漬けてから釜でゆで、さらに塩漬けにして1日置くと出来上がる。


天日乾燥わかめを計量する父・重義さん
天日乾燥わかめを計量する父・重義さん

 秀和さんは水産高校を卒業し、父の重義さん(79)の漁を手伝いながらごく自然な流れで漁師になった。以前はノリの養殖もしていたが人手不足で撤退し、現在はワカメ漁のほかにカキの養殖、仕立て専門の釣り船を営んでいる。

 「ワカメの需要が増えたのは特にここ2年ぐらいのことです」と秀和さん。東日本大震災の影響で一時期ワカメが市場で足りなくなった。要望に応えて出荷したワカメの品質の良さが評判となり、本格的な生産につながってきたという。

 2月は荒天が多く、例年より収穫が遅れているが、順調に味の良いワカメに育っているという。秀和さんは「この辺りのワカメはウチ以外でも全部おいしいからね」と豪快に笑う。


塩蔵わかめ
塩蔵わかめ

★お薦め品

◇塩蔵わかめ 1袋380グラム500円

◇天日乾燥わかめ 1袋150グラム500円

◇根こんぶ 1袋90グラム500円


※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。


高取丸

住所 横須賀市走水2の11の3
アクセス 京急線馬堀海岸駅からバスで走水上町下車
電話 046(842)2280
営業時間 午前8時~午後5時
定休日 第2・4火曜休み

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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