かながわの「今」を楽しむ神奈川新聞の情報サイトイマカナ

  1. ホーム
  2. 産地直売
  3. 切った花はその日に出荷

産地直売 カーネーション
切った花はその日に出荷

  • 2017年5月4日 神奈川新聞掲載

シェア・新聞購入ボタン

大貫栄一さん(左)と息子の亘さん
大貫栄一さん(左)と息子の亘さん

 東名高速道路厚木インターチェンジ近くで、60年以上にわたりカーネーション栽培に取り組む大貫農園(厚木市下津古久)。5月14日の「母の日」に向けた出荷がピークを迎え、園主の大貫栄一さん(86)と、息子の亘さん(58)は連日の収穫作業に追われている。


出荷を待つ色とりどりのカーネーション
出荷を待つ色とりどりのカーネーション

 カーネーションは、茎の上で枝分かれし、複数の花を付けるスプレータイプや、一つの茎に大輪の花を付けるタイプ、代表的な赤やピンクに加え、淡い色合いの花を咲かせる種類など多岐にわたる。「特にピンク色の花は一年中人気が高いですね。花の香りがほとんどしないため、お祝いやお見舞いなどさまざまなシーンに対応できるのも魅力のひとつです」と亘さん。

 創業当初、330平方メートルから始まった農園は、現在は約5千平方メートルほどになり、近代的なガラス温室の中で常時約6万株、60万本のカーネーションを生産している。


出荷を待つ色とりどりのカーネーション
出荷を待つ色とりどりのカーネーション

 「美しく咲かせる事が何よりの仕事」という2人。花の品質保持に当たっては、並々ならぬ努力を重ねてきた。有機肥料を存分に与え、根が大きく張りやすくするために、深い位置までやわらかく耕すなど、特に土作りには、手間や時間を惜しまない。花の鮮度にもこだわり、切った花は、その日のうちに出荷する。繁忙期となる今も、一本一本、育ち具合を確かめながら丁寧な手作業で摘み取る姿が印象的だ。

 南米コロンビアや中国産の花も多く輸入されるようになったが、花持ちは、繊細な手入れや管理の違いなどで、国産の良さが顕著に現れるという。

 「育てた花が咲くたびに感動を覚える。その思いや感動が贈り手に伝わるような花づくりを日々心掛けています」。優しいまなざしで、栄一さんは語った。


赤いカーネーション(品名:花火)
赤いカーネーション(品名:花火)

ここで買える

JAあつぎファーマーズマーケット夢未市

厚木市温水255。厚木バスセンターからバスで赤羽根中央下車1分。午前9時半~午後6時。第3水曜日休み。駐車場あり。TEL046(290)0141。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。


この記事に関連するタグ

シェア、または新聞を購入する

テーマ特集まとめ

Instagram

@imakana777

かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!

ニュースサイト「カナロコ」へ