テーマ特集
ソウルフード「駅そば」①
丸々一匹 天ぷらに使用
- 2017年5月13日 神奈川新聞掲載
小腹がすいたとき、忙しくて食事を逃してしまったときなどに便利な日本のファストフード「駅そば」。昔から多くの人に親しまれ、日本のソウルフードともいえる駅そばの今を紹介します。(1/7)

【日栄軒】穴子天そば
創業は1918年。ホームに漂うつゆの香りにつられるように、客が店へと吸い寄せられる。自慢のつゆは、そうだ節やさば節をぜいたくに使ってだしを取り、毎日店舗で作り上げる。
一押しの「穴子天そば」(470円)は、アナゴを丸々一匹使用。約25センチの天ぷらは、丼からはみ出るほどの大きさ。天ぷら類は専門店に注文し、つゆになじみやすいような揚げ具合に仕上げている。
店内は、カウンターのみ。6、7人で満席となる広さだが、女性でも気軽に入れるよう戸の上部を透明ガラスにして、明るい声掛けを心がけているという。京浜東北線と、横浜線の乗り換えや待ち時間を使って利用する客も多い。
「統一化されていない独自の味が魅力。長年、変わらぬ味を求めて来てくれるファンも多いです」と店長の滝口知路さん(44)は胸を張る。

日栄軒
アクセス | JR東神奈川駅3・4番線ホーム
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営業時間 | 午前6時15分(日曜は午前10時)~午後10時10分(土・祝日は同9時半、日曜は午後3時) |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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