世代を超えて愛される“粉もの”料理の代表格、たこ焼き・お好み焼き。定番のソース味から甘いデザートまで変幻自在な味のバリエーションが楽しめる魅力的なグルメです。個性豊かな店や味を訪ねてみました。（６／６）

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近藤蛸焼の近甘味黒蜜 with バニラアイス

　飲食店が集まるビル「鶴屋町うまいもん横丁（よこちょう）」に昨年３月オープン。タコの代わりに白玉とあんこを入れたデザート感覚の「近甘味（こんかんみ）」（４種類）が話題を呼んでいる。

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　生地は、天かすにエビ粉が入らない以外は定番のたこ焼きとほぼ同じ。濃厚なバニラアイスと黒蜜をトッピングした「近甘味黒蜜ｗｉｔｈバニラアイス」（４個４９０円）が老若男女に人気だ。リピーターも多く「３時のおやつ、夜の締めとしてもお薦めです」と店長の花島裕太さん（３３）は太鼓判を押す。

　定番の「近（こん）たこオリジナル」（４個３５０円）は、京都から取り寄せた上質な粉と、一匹ずつタコつぼでとったタコを米油で焼き、風味の効いた特製ソースなどで仕上げる。東京・学芸大学で繁盛店を築いた近藤和典さんの味を受け継いだ。

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