テーマ特集
銭湯&湯上がりスポット②
「疲労回復には黒湯」 ジョギング後に◎
- 2018年1月27日 神奈川新聞掲載
そびえ立つ煙突に富士山のペンキ絵、黄色い桶(おけ)。長年、庶民の“社交場”として親しまれてきた銭湯。一年で一番寒さが厳しくなるこの季節、湯船につかって温まり、くつろいでみませんか? 湯上がりスポットとともに紹介します。(2/14)

地下160メートルからくみ上げる天然鉱泉を使った茶褐色の「黒湯」と、水を沸かした「白湯」の湯船が2種類。鉱泉は、温度が約12度(夏場は約19度)と低く、まきとガスで沸かした熱湯を加えて約43度に調整。白湯は約41度に設定している。

ほぼ毎日訪れるという50代の女性客は「黒湯に入ると、体の芯まで温まるから最高よ」と笑みをこぼす。神経痛や冷え性のほか、疲労回復に良いとされ、多摩川でジョギングをした後に入浴する客も多いという。

3代目の高宏充さん(47)は「昭和30、40年代は、銭湯の近くに料亭や旅館が点在し、そこでの仕事を終えた芸者さんがよく来てくれた。番頭さんが背中を流していたと聞いています」と振り返る。
脱衣所には、20円を入れると現役で動く古いマッサージチェアも。懐かしい風情に心までも温まる。
おすすめの湯上がりスポット

丸子温泉
住所 | 川崎市中原区新丸子町675 |
---|---|
アクセス | 東急東横線新丸子駅徒歩3分
|
電話 | 044(711)3378 |
営業時間 | 午後3時(土、日曜は正午)~午後10時半 |
定休日 | 金曜 |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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