テーマ特集
銭湯&湯上がりスポット③
湯上がりのビールはメニュー多彩の食堂で
- 2018年1月27日 神奈川新聞掲載
そびえ立つ煙突に富士山のペンキ絵、黄色い桶(おけ)。長年、庶民の“社交場”として親しまれてきた銭湯。一年で一番寒さが厳しくなるこの季節、湯船につかって温まり、くつろいでみませんか? 湯上がりスポットとともに紹介します。(3/14)
丸子温泉の湯上がりスポット

平日の正午。開店とともに客がどっと流れ込み、60以上ある丸いすが次々と埋まっていく。
のれんには中華料理とあるが、焼き物、煮物、揚げ物、刺し身、カレーなどメニューは豊富で、その数140種類以上。大盛りの丼やラーメンをかきこむサラリーマンがいたり、早い時間からビールを飲んでまったりする熟年カップルがいたりと、店を思い思いに楽しむ。

湯上がりの「生ビール・中ジョッキ」(450円)のお供に、豚バラを甘辛のタレで味付けした「ヤキ肉」(650円)や衣がサクサクの「ハムカツ」(250円)がお薦め。
同店は、1967年に先代の三之助さんが、ラーメン店を開いたのが始まり。かわいい店名は、あだ名から付けた。酒が進むメニューが多いのは、先代が大の居酒屋好きだったからだという。2代目店主の中山知久さん(67)は「うちは食堂だよ」と、ちゃめっ気たっぷりに話した。

三ちゃん食堂
住所 | 川崎市中原区新丸子町733 |
---|---|
アクセス | 東急東横線新丸子駅徒歩2分
|
電話 | 044(722)2863 |
営業時間 | 正午~午後8時 |
定休日 | 水曜 |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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