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産地直売 真鯛
新生活を飾る“縁起物”

  • 2018年3月22日 神奈川新聞掲載

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福栄丸船長の矢島さん
福栄丸船長の矢島さん

 マダイはその姿の美しさや色、味わいから日本料理に欠かすことのできない食材。一年を通じて水揚げされるが、春の産卵期を迎えると桜のように鮮やかな色彩になることから別名「桜鯛」「花見鯛」とも呼ばれる。祝の席などで喜ばれる“縁起物”の魚、マダイを求めて、葉山町の真名瀬漁港から釣り船「福栄丸」に乗った。

 午前6時半、愛好家4人とともに出港し、約15分で葉山沖ポイントに到着。釣り客らは一様にマダイ釣りは難しいのが魅力の一つだと話す。「マダイの3段引き」と呼ばれる海底に引き込む強さと、当たりがなかなか来ないクジのような一発勝負がたまらないのだとか。


福栄丸釣り風景
福栄丸釣り風景

 釣り方は、まき餌で魚を集めるコマセ釣り。程なく左舷前方の釣り客が23センチの小ぶりのマダイを釣り上げた。魚が掛かるのを見るやいなや、船の操縦席から船長が飛び出し、タモを差し出しサポートをする。釣り上がったマダイは陽の光をはじき桜色に輝く。目を見張るほどの美しさだった。その後、水深30~100メートルのポイントを変えながら、約7時間の釣りと相模湾の眺望を楽しんだ。

 「この日は潮の流れがいまひとつでアタリの数は少なかった」と船長の矢島雄三さん(48)。船全体で型の良いマダイ3匹(23~30センチ)とアマダイ、アジを釣り上げ、いわゆる“五目釣り”で終わった。


マダイ(約28センチ)
マダイ(約28センチ)

 矢島船長は「初心者や女性のグループも大歓迎です。前日の午後8時までに電話でご予約下さい」と薦める。

 新学期や新生活を迎える華やかな季節、自ら釣ったマダイで食卓を飾ってみては…。

◆味わい

 刺し身はもちろん、煮物、焼き物、蒸し物、どんな料理でもメインになるが、矢島船長は「マダイでだしを取り、塩ベースで味を調えたお吸い物が一番のお薦め。うま味があってたまらないです」と笑顔を見せる。


マダイ
マダイ

★お薦め品

◇マダイ 1キログラム4千円~

丸吉商店

横須賀市佐島2の14の7。同駅からバスで佐島港前下車1分。午前7時半~午後4時半。火曜休み。持ち込みでさばく場合の値段は応相談。電話046(857)2727。

※漁獲量により直売されない日もある。


福栄丸の船宿
福栄丸の船宿

◇乗合船(コマセ、氷付)

1人1万円。貸し道具、仕掛けの販売あり。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


福栄丸

住所 葉山町一色2511の87
アクセス JR逗子駅・京急線新逗子駅からバスで芝崎下車1分
電話 090(1997)5698
定休日 第1・3・5木曜休み
公式HP http://www.fukueimaru.com/

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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