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テーマ特集 日本クラシックホテル④
日光金谷ホテル 東照宮をモチーフ随所に

  • 2018年3月31日 神奈川新聞掲載

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 歴史を感じる建物と行き届いたサービスで、戦前からの伝統と格式を持つ「クラシックホテル」。横浜のホテルニューグランドや、箱根の富士屋ホテルを含む全国の老舗9ホテルが2017年11月、「日本クラシックホテルの会」(濱田賢治会長)を立ち上げました。同会加盟ホテルの魅力や、訪れた著名人との逸話を紹介します。(4/10)


 日光東照宮の門前町の高台に位置する「日光金谷ホテル」。現存する日本最古の西洋式ホテルとして、140年を超す歴史と文化を背負い、たたずむ。1873年から自宅を外国人専用の宿に開放していた東照宮楽師の金谷善一郎が、手狭になった自宅に代わって20年後、現地で営業を始めた。

 明治末期から昭和初期にかけて事業の拡大とともに、ホテルは日光地域発展の中心的役割を担っていく。国内外から貴賓客が来訪し、施設内には当時としては珍しい自家発電所やスケートリンクなどが整備された。


 「日光東照宮の影響を受けている館内を楽しんでほしい」。地元出身で広報・ホテル史担当のスタッフ今泉和歌子さん(39)は話す。三猿や眠り猫、花鳥風月を描いた格天井など、東照宮をモチーフにした仕掛けが随所にちりばめられ、和洋折衷の独特な雰囲気を放つ。ダイニングルームやバーには、明治時代の面影を残すスタンドやランプがともる。ノスタルジーを味わおうとホテル見学だけに訪れる客も多く、日光観光の目玉の一つになっている。


 男体山などの日光連山が織り成す風光明媚(めいび)な景観は、数々の偉人の心を癒やしてきた。日本に向かっている最中にノーベル賞が決定した物理学者アインシュタインも宿泊し、ヘレン・ケラーが泊まった部屋は今も当時のまま残されている。


日光金谷ホテル

住所 栃木県日光市上鉢石町1300
アクセス 東武日光線東武日光駅、またはJR日光線日光駅からバスで約5分。東北自動車道宇都宮インターチェンジから日光宇都宮道路日光IC、国道119号経由で10分
電話 0288(54)0001

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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