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テーマ特集 日本茶の魅力探訪①
総合案内人に聞く足柄茶のおいしい入れ方

  • 2018年5月19日 神奈川新聞掲載

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 春から夏への変わり目とされる八十八夜(今年は5月2日)も過ぎ、新茶の季節がやってきました。ゆったりと流れる時間の中で、神奈川県産ブランドの「足柄茶」をはじめ、さまざまな味わいのお茶を楽しんでみませんか?(1/6)


冷茶
冷茶

 足柄茶は、1923年の関東大震災からの産業復興策として始まった。当時はほかにコンニャクなどの案もあったが、銘茶の産地である静岡県の川根に環境が似ていることから茶の栽培が進められた。

 現在は、生産者の高齢化や後継者不足、荒廃地の対策にも力を入れる。手間は一番茶と変わらないが、半値で取引される二番茶を紅茶として活用した、無香料・無糖・無着色のボトル缶飲料「箱根山麓紅茶」の販売も行うほか、「足柄茶ファームオーナー制度」を導入し、1坪の茶畑のオーナーになると、茶摘み体験や、季節ごとに足柄茶・紅茶・ほうじ茶が送られてくるサービスなどを展開している。

◆足柄茶とは

 箱根山麓・丹沢一帯で栽培され、各地域の荒茶工場で加工したものを、県農協茶業センターで選別・火入れされ出荷される。近年主流の「深蒸し」よりも蒸し時間の短い「普通蒸し」でつくられ、甘い香りと薄い黄金色、ほどよい渋みの奥深い味わいが特徴。

茶葉と湯の量、温度と時間を守るのがコツ


呈茶
呈茶

 一般社団法人「足柄茶ラボ」は足柄茶の総合案内人の役割を担う「足柄茶コンシェルジュ」などの人材の育成や、お茶の入れ方、メニュー開発と、足柄茶を通した地域の魅力発信や需要拡大を目的に2011年から活動する。代表理事の石崎雅美さんに、足柄茶の味わい方を聞いた。

 「足柄茶の製法は、昔ながらの普通蒸し。爽やかな香り、澄んだ山吹色、うまみ・甘みを楽しめるよう、茶葉の量、お湯の量・温度、浸出時間を守るのがポイントです。これからの季節は水出しもお薦め。コーヒーや紅茶と同じように、自分好みのお茶と、その時間を楽しんでほしい」

入れ方のポイント(1人分)

茶葉】 2グラム

湯】 60㏄

湯の温度・浸出時間】

 1煎目は70度で1分、2煎目は80度で30秒、3煎目は90度ですぐ。

※給湯ポットの湯は通常90度。他の器に移すごとに約10度下がるので、湯飲みに入れ80度、茶葉の入った急須やポットに入れ適温の70度に。複数の人へ入れる場合は回し注ぎで。

水出し

茶葉】 20グラム

水】 1リットル

浸出時間はお好みで。15~20分から飲むことができる。


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