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産地直売 コールラビ
野菜で笑顔生み出す

  • いのうえのうえん(川崎市麻生区)
  • 2018年6月14日 神奈川新聞掲載

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コールラビ
コールラビ

 川崎市麻生区の農家「いのうえのうえん」は、3代目の井上広基さん(35)が現在、年間約80品種の野菜や果物を栽培している。

 6月に出荷がスタートしたコールラビは、ドイツ語で「コール=キャベツ」「ラビ=カブ」の意味。キャベツの仲間で、ビタミンCが豊富。鮮やかな紫と黄緑は、生で使えばサラダに彩りを添える。煮崩れしにくいためポトフや煮物、炒め物でもおいしい。「めんつゆで一晩漬けるのもお薦めです」と井上さん。


井上広基さん
井上広基さん

 10年ほど前に栽培をスタートした当時は取り扱う農家や情報が少なく、苦労が多かったという。それでも「自分が食べておいしいものを作りたいんですよね」と笑顔で語る。

 井上さんは写真共有アプリ「インスタグラム」に、取れたて野菜の写真を投稿している。同じ野菜でも少しずつ異なる色やサイズを生かし、付いたままの土すらもデザインの一部として“味がある”写真に。“育ての親”ならではの目線には野菜への愛情があふれている。


インスタ
インスタ

インスタ
インスタ

 こだわりのラッピングも目を引く。緑色が鮮やかなロゴマーク。野菜はマルシェに合わせてかわいらしく、手に取りやすいサイズに詰め合わせる。珍しい野菜には、料理の写真を入れ込んだカラフルなガイドを添える。「農作業しながらの準備は大変ですが、手に取ってくれる人のためにね」。野菜を育てるプロは、野菜で笑顔を生み出すプロでもある。


ラッピング
ラッピング

 今では多くのマルシェや飲食店から声が掛かる“人気の農家”。ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれた日本料理店「一汁五菜」(同区)には、オープン当時から野菜を提供する。「はらドーナッツ」新百合ケ丘店とは、トマトやジャガイモを使ったドーナツなどでコラボレーションした。昨年からは地元で農育を広める団体「ふらっと新百合ケ丘」と協力し、親子で楽しめるワークショップも開催している(次回8月25日開催)。


ここで買える

柿生野菜生産者直売会

☆川崎市麻生区万福寺1の13の10。小田急線新百合ケ丘駅徒歩1分。午前10時半~売り切れ次第終了。日曜休み。JAセレサ川崎柿生支店電話044(988)1131。

セレサモス麻生店

☆川崎市麻生区黒川172。小田急線黒川駅徒歩6分。午前10時~午後6時(11~3月は同5時)。水曜と年末年始休み。電話044(989)5311。

つながる朝市

☆16日、7月21日午前8時半~11時半。川崎市麻生区金程4の3の1(小田急線新百合ケ丘駅徒歩15分)。ふらっと新百合ケ丘の中村さん電話050(3567)0237。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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