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産地直売 ナシ
木と木をつなげ早期収穫

  • 高橋果樹園(藤沢市)
  • 2018年7月26日 神奈川新聞掲載

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「ジョイント仕立て法」で栽培しているナシ
「ジョイント仕立て法」で栽培しているナシ

 

 ナシの出荷シーズンを迎えた高橋果樹園(藤沢市)では、今季から直売所を新規オープンした。

 代々続く農家で、以前は大麦や小麦、スイカなどを栽培していたが、先代が果樹園を始めた。果樹園2代目の高橋當侑(まさゆき)さん(72)は、「小学生のとき、父が苗木を植えているのを見ていた」と振り返る。


2代目の高橋さん
2代目の高橋さん

 区画整理で農園がいったん更地になったのを機に、県が特許を取得している「ジョイント仕立て法」をナシの栽培に採用して13年目になる。苗木を直線上に連続して植え、木の先端と隣の木の元を接ぎ木することで、早期収穫を可能にする方法だ。

 ナシ栽培では果樹を大きくするため、主な枝の先端を伸ばす必要があり、枝が伸びる途中の実は全部落としていた。そのため一定の収穫量に至るまでに10年以上かかってきたが、ジョイント仕立て法で一定の収穫量になるまでの期間は従来の半分以下に。「贈答品としてリピートのお客さんが多かったので、できるだけ迷惑を掛けないように早く作りたかった」と高橋さんは話す。


青ナシと赤ナシ
青ナシと赤ナシ

 この手法を早くから取り入れて成功したため、北は秋田から、南は熊本までの農業試験場職員や農家の見学が後を絶たないほどだ。

 1万平方メートルの敷地に7種類を栽培し、「香麗(こうれい)」「筑水(ちくすい)」の出荷が始まっている。

 「筑水」は桃のような香りが口に広がり甘みが強い。「香麗」は「筑水」との交配品種で、桃の香りもほんのり残るが「筑水」に比べてシャキシャキ感が増す。どちらも水分で口の中がいっぱいになるみずみずしさだ。

 8月上旬から「なつしずく」「幸水」「秋麗(しゅうれい)」「秀玉(しゅうぎょく)」「豊水」と出荷が続く。「どれもおいしいので、お好みのナシを見つけてください」と高橋さん。野菜室での保存をお薦めする。


直売所
直売所

★1キロ 850円前後。 

宅配便(3、5、10キロ)による地方発送もある。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。価格などは変わっている場合があります。


高橋果樹園

住所 藤沢市菖蒲沢951の2
アクセス 湘南台駅西口からバスで大下下車5分
電話 0466(48)5359
営業時間 直売所は午前10時~午後5時
定休日 不定休

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


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