夏はもちろん、秋以降も楽しめるのがジェラートアイス。県産の果物や野菜を使った「産直ジェラート」で、地元の恵みを味わってみませんか。（１／４）

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　旬の素材を見極め、持ち味を引き立てたこの店のジェラートに、リピーターが続出している。

　それもそのはず、オーナーの新（あたらし）安夫さん（４７）は、東京の懐石料理店や英国のレストランで腕を振るい、Ｆ１チームの専属シェフも務めた実力の持ち主。新さんのおいしいものへの飽くなき探求心から生まれたジェラートには、県内の魅力ある農産物が使われている。

　８月は、藤沢市鵠沼の希少な特産物「鵠沼カボチャ」のジェラートが一押しだ。滑らかな舌触りで、鵠沼カボチャ特有の上品で優しい甘みがたまらない。三浦半島産のスイカを使ったものも、８月いっぱいまで並ぶという。

　ジェラートは常時１０種類あり、価格はシングルが４００円、ダブルが５００円。近所に住む４０代男性会社員は「素材の風味がダイレクトに伝わってきて、とにかくおいしい。新さんの人柄にも引かれて常連になった」とほほ笑む。

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