産地直売
イチゴ
一年中イチゴ尽くし
- 東京ストロベリーパーク(横浜市鶴見区)
- 2018年8月30日 神奈川新聞掲載

真っ赤に熟したイチゴのおいしさは、多くの人の笑顔を誘う。首都圏のイチゴ狩りは、冬から春にかけてシーズンを迎えるが、夏も秋も一年中楽しめる施設が今年4月、東京電力フュエル&パワーが運営する横浜火力発電所敷地内(横浜市鶴見区)にオープン。イチゴ狩りだけでなく、飲食店や土産店もある“イチゴ尽くし”のテーマパークを訪ねた。
館内入り口。1.8メートルのイチゴのオブジェを前に足が止まる。「このオブジェは来館者に人気で、写真撮影スポットです」と話すのは副館長の海口彩夏さん(31)。壁にはイチゴのイラストも描かれ、「インスタ映え」を意識した工夫があちこちに見られる。


まずは、お目当てのイチゴ狩り施設「ストロベリーファーム」へ。約3千平方メートルのハウス内は、地面がコンクリートで通路も広く、ベビーカーでも安心して利用できる。摘み取りがしやすい高設水耕栽培を採用しているのもうれしい。栽培しているイチゴは、酸味と甘味のバランスが良い「とちおとめ」、甘味が強い「章姫」、爽やかな風味の「よつぼし」、大粒の「UCアルビオン」の全4種類。海口さんは「ハウス内はオール電化で、エアコンとカーテンの自動開閉によって温度管理を徹底しています」と説明する。

館内の飲食店も女性同士や子ども連れでにぎわう。イタリア料理のビュッフェレストラン「パークサイドキッチン」は、県内産の野菜をできる限り使い、ピザやパスタ、スイーツなど約40種類が90分間食べ放題。スムージーやイチゴとチョコレートの菓子などを製造・販売する「イチゴラボ」にも飲食スペースが備わっている。他にも、文具や焼き菓子などオリジナルのイチゴグッズが並ぶ土産店や、土・日曜限定でクッキー作りができるキッチンスタジオもある。
入館は無料。各施設に利用料がかかるシステムで、イチゴ狩りとビュッフェレストラン、キッチンスタジオは予約制。その日の目的に合わせ、家族や友人らとさまざまな楽しみ方ができそうだ。


イチゴ狩り施設「ストロベリーファーム」
(30分制)=7~12月は2980円(小学生以下2480円)、1~6月は2千円(同1500円)。3歳以下は通年無料。摘み取れる品種は、その日の生育状態で変わる。

ビュッフェレストラン「パークサイドキッチン」
(90分制)=2100円(小学生以下1100円)、土日・祝日2500円(同1300円)、3歳以下全日無料。
東京ストロベリーパーク
住所 | 横浜市鶴見区大黒町11の1 |
---|---|
アクセス | JR鶴見駅東口からバスで横浜火力発電所前下車すぐ
|
電話 | 045(394)5555 |
営業時間 | 午前11時~午後4時(土日・祝日は午前10時~午後6時) |
定休日 | 水曜休み |
公式HP | https://tokyo-strawberry-park.jp/ |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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