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テーマ特集 レトロでモダンな昭和建築②
アールデコ様式の鉄筋コンクリート

  • 横浜地方気象台(横浜市中区)
  • 2018年4月28日 神奈川新聞掲載

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 4月29日は「昭和の日」。レトロなのにモダン、そんな昭和生まれや昭和にゆかりのある建物を紹介します。用途が変わったケースも多いですが、いずれも現役で活躍中。散策などのご参考にどうでしょう。懐かしく、おしゃれな雰囲気を感じてみてください。(2/6)

【横浜地方気象台】国内で3番目に古い“現役”


 前身は「神奈川県測候所」と呼ばれ1896(明治29)年、海岸通付近で観測を開始したが、1923(大正12)年の関東大震災ですべてを焼失。27(昭和2)年に、現在の山手町の高台に再建した。


 既存の旧庁舎は稼働している気象台庁舎としては、国内で3番目に古く、地下1階地上3階建ては当時では珍しい複数階の鉄筋コンクリート造り。ハートのような図形の飾りがある玄関入り口のひさしなど、昭和初期に流行した「アールデコ様式」といわれるデザインが見られる。玄関ホールはアールデコの意匠が最もよく現れた空間で「アーチ状のはり、柱形など円や直線がつくる幾何学模様から見てとれます」と、業務・危機管理官の嶋貫秀明さん(59)は説明する。2003(平成15)年に市の「歴史的建造物」、05(同17)年には「有形文化財」に登録。

 一方、07(同19)年に増築した第2庁舎は建築家・安藤忠雄による設計で、地下2階地上2階建て、灰色のコンクリートと縦長のガラス窓の外観は歴史ある旧庁舎に似た落ち着いた雰囲気だ。



横浜地方気象台

住所 横浜市中区山手町99
アクセス みなとみらい線元町・中華街駅アメリカ山公園口徒歩7分
電話 045(621)1563
営業時間 一般公開は平日午前10時~午後4時
公式HP https://www.jma-net.go.jp/yokohama/koumoku/yoko03-11.htm

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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