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テーマ特集 備えて安心 身近な防災②
被災地の声聞き開発、井戸水使った水洗トイレ

  • 井戸屋(茅ケ崎市)
  • 2018年9月1日 神奈川新聞掲載

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 9月1日は防災の日。国内外で地震や豪雨などの自然災害が相次ぐ中、日頃からの備えが重要になっています。身近なところでできる防災の取り組みを、県内の専門家などに教えてもらいました。(2/5)

【井戸屋】体調崩す人を減らしたい


 災害時用の水洗トイレシステムを開発した井戸施工会社。

 創業の前年、1995年に阪神大震災が発生。「水さえあれば助けられた命があったのではと思い起業した」と代表取締役の綾久さん(71)は話す。


代表取締役の綾久さん
代表取締役の綾久さん

 東日本大震災後には、被災した宮城県石巻市の復興住宅建設地へ井戸を施工するため、綾さんも現地入り。トイレの汚れや臭いなどに悩まされている被災地の生の声を聞き、井戸水を使った水洗トイレ「iDotec Toilet」を開発した。

 普段と変わらない陶器の洋式便座に、手動のポンプでくみ上げた水を流す。これまで被災地では難しかった、水洗トイレと使用後の手洗いを可能にした。

 「トイレを我慢して体調を崩す人を減らすため、災害時でもきれいで清潔なトイレを増やしていきたい」と綾さんは話している。

 現在県内では公共施設や民間など5カ所で採用。駐輪場や駐車場などに設置し、井戸水も樹木の散水などに活用されている。


井戸屋

住所 茅ケ崎市堤587
アクセス JR辻堂駅北口からバスで湘南カントリークラブ前下車6分
電話 (0120)113286
公式HP http://idoya.jp/

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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