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テーマ特集 備えて安心 身近な防災③
お鍋一つで〝元気〟が出る「災害食」

  • 防災クッキングアドバイザー・鈴木佳世子さん
  • 2018年9月1日 神奈川新聞掲載

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 9月1日は防災の日。国内外で地震や豪雨などの自然災害が相次ぐ中、日頃からの備えが重要になっています。身近なところでできる防災の取り組みを、県内の専門家などに教えてもらいました。(3/5)

【防災クッキングアドバイザー鈴木佳世子さん】「災害時こそおいしい食事を」


完成したカレーとだし巻き卵
完成したカレーとだし巻き卵

 地震や台風など自然災害が多発する中、家庭や自治体、企業などで防災意識が高まり、「災害食」に関心が寄せられている。

 料理研究家で防災クッキングアドバイザーの鈴木佳世子さん(57)は、横浜市都筑区の自宅で料理教室を主宰する一方で、JA横浜クッキングサロン「ハマッ子」(同区)や各企業などで災害食セミナーを開催。阪神大震災の体験や熊本地震の避難所で行った自炊支援の経験から、不安が募る災害時こそ、家庭にある食材を使った「体に良くて、おいしくて、元気が出る食事」の大切さを伝え、これを踏まえた災害食のレシピを紹介している。

 鈴木さんのレシピは、災害に見舞われ、ガスや水道、電気が途絶えても、カセットコンロとボンベ、鍋、水、ポリ袋(半透明のポリエチレン製)を準備すれば簡単に調理できるもの。「一つの鍋で同時に調理できて、災害時に確保が困難になる水の使い回しもできる。衛生的で、ごみの発生も抑制します」と鈴木さん。

 そこで今回、数あるレシピの中からセミナーで好評だったという「サバ缶とトマトのカレー」と「だし巻き卵」の作り方を教えてもらった。


カレーの具材が入ったポリ袋を布巾の上で揺すって中身を混ぜている様子
カレーの具材が入ったポリ袋を布巾の上で揺すって中身を混ぜている様子

カレー/だし巻き卵 <材料と作り方>

【ご飯/1合】

材料

 米150グラム、水200㏄

作り方

  1. ポリ袋に米と水を入れ30分置く。ポリ袋をねじりながら空気を抜き、上の方で縛る。
  2. 沸騰した湯に【1】を入れ、20分湯煎する。火を止めて鍋に入れたまま10分蒸らす。

【サバ缶とトマトのカレー/2人分】

材料 

 サバ缶1缶、トマトペースト(またはケチャップ)大さじ1、タマネギスライス1/4個分、おろしショウガとニンニク少々、カレールー1かけ、水80㏄

作り方

 材料を入れたポリ袋を20分湯煎。鍋から取り出して、ポリ袋の中身を混ぜて完成。

【だし巻き卵】

材料

卵2個、めんつゆ小さじ1/2

作り方

ポリ袋に材料を入れてもむ。
沸騰した湯に【1】を入れて15分湯煎する。

食べてみました!!

 トマトとサバのうま味が溶け込んだカレーは、味わい深く、サバもごろごろ入って大満足。ご飯もふっくらと仕上がっていた。だし巻き卵は、弁当のおかずの定番にしたいくらい形も味も良かった。(志)

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