テーマ特集
世界で愛される豆料理⑤
素材のうま味が凝縮♡イランの家庭料理ゴルメサブジ
- CASPIAN(横浜市鶴見区)
- 2018年10月13日 神奈川新聞掲載
10月13日は「豆の日」。豆は、良質のタンパク質やビタミン類を多く含み、昔から世界中で食べられてきました。県内で味わえる各国の豆料理のほか、食卓への取り入れ方などを紹介します。この機会に、豆の魅力を再発見してみませんか。(5/5)
【RESTAURANT BAR CASPIAN】本場イランの味を提供

豆や野菜をたっぷり使い、塩やこしょうでシンプルに味付けする本格ペルシャ(イラン)料理を提供し、評判を呼んでいる。
腕を振るうのは、イラン出身のマリヤムさん(40)とマスードさん(34)。食材となる多彩な豆は、現地から取り寄せ、「豆の煮込み料理」や「豆のスープ」など日替わりの豆料理を手間暇かけて作り上げる。

この日の「豆の煮込み料理」は、黒目豆にホウレンソウやニラなど10種類の野菜、骨付きラム肉を入れた「ゴルメサブジ」(1620円)という代表的な家庭料理。じっくり4時間かけ煮込むだけあって、素材のうま味がスープに凝縮し、ヘルシーな仕上がり。ヒヨコ豆やゴマなどをペースト状にした「フムス」(864円)は、スパイシーでお酒が進む。
マリヤムさんは「だしを効かせたペルシャ料理は、日本人に好まれる味が多いです。『ハラル』対応もしています」と笑顔で話す。
癖になりそうな味と香り
「ゴルメサブジ」に入った豆はホクホクで、ラム肉はとてもやわらか。野菜が溶け込み、緑色をしたスープは、初めての味と香りでしたが、不思議と癖になります。「フムス」は口当たりまろやかで、濃厚なこくとスパイシーさが絶妙でした。(志)

RESTAURANT BAR CASPIAN
住所 | 横浜市鶴見区東寺尾4の7の14、ペルシャビル1階 |
---|---|
アクセス | 京急線生麦駅徒歩10分
|
電話 | 045(583)0708 |
営業時間 | 月、水曜午後5~11時、木~日曜午前11時~午後3時・同5~11時 |
定休日 | 火曜休み |
公式HP | http://www.caspian.jp.net/ |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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