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テーマ特集 神奈川の海苔④
明治から続く養殖

  • 忠彦丸(横浜市金沢区)

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 豊かな海が育むノリ。県内では今も養殖が行われ、歴史が受け継がれています。2月3日の「のり巻きの日」、6日の「海苔の日」(ともに全国海苔貝類漁業協同組合連合会制定)にちなみ、産地やおいしい商品などを紹介します。(4/6)


忠彦丸


金沢ブランド後世へ


野島公園内の旧伊藤博文金澤別邸そばからノリ養殖の様子を見ることができる
野島公園内の旧伊藤博文金澤別邸そばからノリ養殖の様子を見ることができる

 明治時代から始まったとされる横浜市金沢区のノリ養殖。最盛期には約200もの養殖業者がいたが、海岸線の埋め立てで激減し、現在は金沢漁港に4業者のみとなった。

 そのうちの一業者である忠彦丸代表の黒川和彦さん(52)は、伝統ある金沢ブランドを後世にしっかり残していこうと、尽力している人物だ。加工場併設の直売所を運営するだけでなく、毎年恒例となった「金沢漁港海産物フェスタ」(今年は2月24日開催)を主催したり、自社工場の見学ツアーを行ったりして、魅力を発信し続けている


訪日外国人向けに開発した、浮世絵や歌舞伎をモチーフにした新商品。右から、最高級焼きのり594円、おにぎりのり270円、焼きのり486円
訪日外国人向けに開発した、浮世絵や歌舞伎をモチーフにした新商品。右から、最高級焼きのり594円、おにぎりのり270円、焼きのり486円

 同区野島に架かる夕照橋近くの直売所は、雰囲気の良い和モダンな造りで、老若男女問わず人気を集めている。時代に合った新商品も次々と開発し、最近は訪日外国人向けに、歌舞伎や浮世絵をモチーフにしたパッケージデザインの商品の販売も始めた。

 黒川さんは「野島周辺の海岸はプランクトンが多く、栄養価が高い上質なノリが育つ。より多くの人においしさを知ってもらえるよう努めていきたい」と意欲を見せた。



忠彦丸

住所 横浜市金沢区野島町10の16
アクセス シーサイドライン野島公園駅徒歩10分
電話 045(785)8922
営業時間 午前9時半~午後4時
定休日 3月まで不定休。4月以降は木曜休み

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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