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産地直売 プチベール
主婦×育児×農業の三刀流

  • 田邉農園(川崎市中原区)
  • 2019年1月23日 神奈川新聞掲載

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 横浜と川崎の市境に近い、静かな住宅地にある農園。久保美幸さん(32)が、約1千平方メートルの畑で年間35品目60品種の栽培に日々奮闘している。

 畑の一角では、冬に旬を迎えるプチベールが濃い緑色の葉を茂らせている。青汁の原料であるケールと芽キャベツを交配させた緑黄色野菜で、1990年に静岡県で誕生した。根元から幹に付く4~6センチの“わき芽”がメインの可食部分。栄養価が高く、ビタミンC、カロテン、鉄分やカルシウムを多く含む。


 小さな葉にはフリルがあり、見た目はバラのようにかわいらしい。食べるとしっかりとした歯応えと、上品な甘みがある。久保さんは「2分ほどゆでて、マヨネーズやドレッシングで食べるとおいしいです。一番は天ぷらですね」と話す。パスタやシチューなどに添えるだけでも、食卓が華やかになるだろう。収穫は2月下旬ごろまで。

 農業を始めたきっかけは4年前、代々畑を守ってきた父・一郎さんの急逝だった。それまでは農業に全く興味はなく、手伝うことすらなかったが「この畑の景色を守りたくて。その一心で、継ぐ決心をしました」と話す。


 当時は、1歳と4歳の子どもを育てる専業主婦。「1年目が一番大変でした。知識も経験も、体力もなくて父の耕作機を使いこなせない。子どもをおんぶしながら、くわで土を耕していました」。その姿を見守る近所の人からの励ましに奮起し、直売所で客の「おいしい」の一言に心を弾ませながら、農業にのめり込んだ。

 主婦業と子育てを両立しながら多品種を栽培し、忙しい毎日を過ごす。「以前からもの作りは好きでしたが、ぐうたらな性格でした。今は時間ができると勉強したり、ラッピング用のシールをデザインしたり。農業は面白くて飽きることがないですね。生活も性格も、180度変わりました」と、晴れやかに笑った。

プチベールとは

 アブラナ科の新野菜。世界初の非結球芽キャベツ。フランス語で“小さな緑”を意味する。

お薦め品

  • プチベール 150円
  • ダイコン  100円~
  • キャベツ  100円~

田邉農園

住所 川崎市中原区井田1の24
アクセス 東急東横線元住吉駅からバスで井田消防前下車2分
電話 080(9190)0728
営業時間 午前11時~なくなり次第終了(4~11月は同7時~)
定休日 日曜

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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田邉農園直売所

住所 川崎市中原区井田1の24
アクセス 東急東横線元住吉駅からバスで井田消防前下車2分
電話 080(9190)0728
営業時間 午前11時~なくなり次第終了(4~11月は同7時~)
定休日 日曜

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


セレサモス 宮前店

住所 川崎市宮前区宮崎2の1の4
アクセス 東急田園都市線宮崎台駅徒歩6分
電話 044(853)5011
営業時間 午前10時~午後6時
定休日 水曜
公式HP http://www.jaceresa.or.jp/ceresamos/

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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