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産地直売 シイタケ
菌床にこだわった“横浜産”

  • きのこハウス ひらもと(横浜市緑区)
  • 2019年3月14日 神奈川新聞掲載

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発生室のシイタケ
発生室のシイタケ

 シイタケの菌床の輸入量が急増している。現在、輸入菌床を使って国内で培養、発生させたシイタケを「国産」として販売できるため、消費者は国産菌床と輸入菌床の区別がつきにくいのが実情だ。

 横浜市緑区の「きのこハウス ひらもと」は、菌床造りから手掛ける“横浜産シイタケ”の生産農家。「この地域には、きれいな空気と水がある。横浜の豊かな自然の恵みを受けて、おいしいシイタケが育つ」と園主の平本正道さん(39)は力強く話す。


園主の平本さん
園主の平本さん

 同園の菌床は、おがくずに米ぬかやトウモロコシなどの栄養分を混ぜ、ブロック状に固めたものを使用。高温で殺菌処理した菌床は冷やしてから、シイタケの種菌を植え付ける。その後、約22度に設定した培養室で菌糸を伸長させること約120日。菌を目覚めさせるかのように地下水に漬けて刺激を与え、約18度の発生室に移すと、菌床一つ一つに無数のシイタケが生えてくる。それを丁寧に間引きし、1週間もすれば、収穫できる大きさに成長する。同園では一年中、出荷を行うため、年間で約4万個もの菌床を扱う。使用済みになったものは環境に配慮し、肥料として地元の農地で循環利用されている。

 シイタケの直売は完全予約制。JA横浜の「メルカートきた」(都筑区)、「メルカートつおか」(旭区)の農産物直売所でも販売している。購入したシイタケは、天日干しして水分を抜き、新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵庫で保管すると1週間は持つ。食べやすい大きさにカットして冷凍すれば、解凍せずにそのまま煮物などに利用できて便利だ。

 平本さんは「目に見えず、物も言わないシイタケの菌と向き合う作業は正直、大変。しかし、環境を整え、誠実に世話をすると、しっかり応えてくれる」と立派に生えたシイタケを見てほほ笑んだ。


菌床
菌床

お薦め品


左が生シイタケ、右は乾燥シイタケ
左が生シイタケ、右は乾燥シイタケ

◇生シイタケ       300グラム500円
◇乾燥シイタケ(スライス) 30グラム250円

※直売は電話予約で受け付ける。5~10月にはキクラゲも販売。


きのこハウス ひらもと

住所 横浜市緑区新治町1235
アクセス 中山駅からバスで三保中央下車5分
電話 045(932)2496
営業時間 午前8時~午後6時
備考欄 駐車場あり

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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