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産地直売 クレソン
栄養豊富な「健康草」

  • ワダ農園(南足柄市)
  • 2019年4月4日 神奈川新聞掲載

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 クレソン一筋13年。和田英朗さん(43)の畑には、みずみずしく深い緑色のクレソンが一面に広がる。丹沢山からの地下水をくみ上げ、掛け流しにする畑は土にもこだわり、農薬や除草剤は使わず、もみ殻や腐葉土などと太陽の熱の力で作り上げた。ここで育つクレソンは、味が濃く日持ちが良いと好評だ。

 クレソンは、水中や湿地に生育するアブラナ科の多年草で、ピリッとした辛みと独特の苦みが特徴。カロテン、カルシウム、カリウム、鉄、ビタミンCなどが豊富で、海外では「健康草」とも呼ばれる。


車ふのフライ、サラダ、クレソンの小鉢、みそ汁、ご飯
車ふのフライ、サラダ、クレソンの小鉢、みそ汁、ご飯

 そのクレソンを1年を通して味わえる「農家カフェRaku」を昨年11月にオープンした。築約130年の蔵を改装したカフェでは、クレソンはもちろん、農薬や動物性肥料に頼らない農法で栽培する平塚の「湘南小巻ファーム」をはじめ、和田さんが信頼を置く農家の野菜が味わえる。「直売コーナーも設けていて、カフェで食べた野菜を気に入って購入していく方も多い」と和田さん。人気の「日替わり和定食」(972円)は、メインのおかず1品、ご飯、みそ汁と、クレソンを使ったサラダや小鉢などが味わえる。


和田さん(右)と直売コーナーに野菜を置く近隣農家
和田さん(右)と直売コーナーに野菜を置く近隣農家

 調理を担当するのは、地元のお母さんたち。サラダや肉料理に添えるほかに使い道に悩みがちなクレソンだが、「みそ汁に入れたり、さっとオリーブオイルで炒めて塩こしょうしたり。葉の部分を乾燥させて粉にしたシフォンケーキや、茎の部分をニンジンときんぴらにしたメニューも好評ですよ」と手軽な味わい方を教えてくれた。



 20代の時に中国で出会った農家に感銘を受け、いつかは自分も…という思いをかなえた和田さん。今後は、クレソンの栽培はもちろん、「カフェを農家の自分が一目置く野菜と消費者とをつなげる場にしていきたい」と意気込む。

お薦め品

クレソン1袋162円、湘南小巻ファームの葉付き新タマネギ1袋216円



農家カフェRaku

住所 南足柄市関本1005
アクセス 大雄山線大雄山駅徒歩7分
電話 0465(87)6409
営業時間 午前11時~午後4時(カフェは同3時半L.O.)
公式HP http://www.raku-web.com/
備考欄 不定休

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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