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　２０１８年６月に逗子市の池田通り商店街にオープンした魚介系イタリアン。２０～３０代の頃、南イタリアの港町で働いていたというシェフの柳沢学さん（４１）が腕を振るっている。

　看板メニューは、店名と同じ「Ｍａｒｅ」＝海、「ｓｃｏ」＝恵み、を意味する「Ｍａｒｅｓｃｏ　ムール貝と赤エビの豪快蒸し」（２１３８円）。

　広島県や宮城県などから取り寄せているというムール貝と赤エビを鍋いっぱいに入れ、トマトとオリーブオイルを加えて蒸した、素材のうま味がしたたる逸品だ。貝の中の海水がほどよい塩気となり、白ワインにもぴったり。食べ終えた後は、そのエキスを使ったパスタ（プラス５４０円）も合わせて味わいたい。

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　ランチタイムには、パスタと日替わりの３種の小鉢、サラダ、スープ、パン、プチデザートがセットになったＰｒａｎｚｏＢ（１８１４円）なども人気を集める。「イタリアの本場の味を、地元の方に味わってもらえたら」と柳沢さんはほほ笑んだ。

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