テーマ特集
箱根の今昔③
大自然の中で楽しむ芸術
- 彫刻の森美術館
- 2019年5月25日 神奈川新聞掲載
江戸幕府が箱根に関所を設置してから今年で400年。関所の往来を通して発展した箱根の今昔に迫ります。(3/7)

【彫刻の森美術館】国内初の野外美術館
1969年に開館した、国内で初めての野外美術館。広い庭園に、近・現代を代表する彫刻家の作品約120点が常設展示されている。美術の教科書にも掲載されている名作も鑑賞でき、年間60万人が訪れる。
開館当初から、小さい子どもを連れた家族でも楽しめるようにとのテーマを貫き、木造ドームの中に巨大なハンモックの造形が組み込まれた「ネットの森」など親子で楽しめるコーナーが多い。ステンドグラスが美しい「幸せをよぶシンフォニー彫刻」はCM撮影に使われたことでも知られる。
開館50周年となる今年は、7月27日にピカソ館をリニューアルオープンするほか、同日から来館者参加型イベント「ちょうこくの森アートライヴ2019」を開催予定。作家によるトークイベントやワークショップなどのプログラムを準備している。広報の辻井有里さんは「今は特に木々の緑が美しい時期。大自然の中で芸術を楽しんで」と魅力をアピールしている。

彫刻の森美術館
住所 | 箱根町二ノ平1121 |
---|---|
アクセス | 箱根登山鉄道彫刻の森駅徒歩2分
|
電話 | 0460(82)1161 |
営業時間 | 午前9時~午後5時(最終入館は同4時半) |
公式HP | http://www.hakone-oam.or.jp/ |
備考欄 | 年中無休。入館料大人1600円ほか |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
※箱根山の火山活動が続いているため、大涌谷周辺の一部エリアが立ち入り禁止となっています(箱根ロープウェイは19日から全線運休中)。気象庁や箱根町などの情報を確認の上、適切な行動をとってください。
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