かながわの「今」を楽しむ神奈川新聞の情報サイトイマカナ

  1. ホーム
  2. テーマ特集
  3. 江戸の治安を250年守る

テーマ特集 箱根の今昔⑦
江戸の治安を250年守る

  • 箱根関所
  • 2019年5月25日 神奈川新聞掲載

シェア・新聞購入ボタン

 江戸幕府が箱根に関所を設置してから今年で400年。関所の往来を通して発展した箱根の今昔に迫ります。(7/7)


大番所・上番休息所の役割を説明している大和田所長
大番所・上番休息所の役割を説明している大和田所長

【箱根関所】日本四大関所の一つ

 江戸幕府が全国に設置した53カ所の関所のうち、中山道の木曽福島(長野県)と碓氷(群馬県)、東海道の新居(静岡県)と並んで日本四大関所の一つに数えられた。

 1619年に屏風山と芦ノ湖に挟まれた現在の場所に置かれたと伝わる。1869年に廃止されるまでの250年間、江戸の防衛と治安を守るため、往来や物資、情報流通を監視する役割を担った。特に江戸に住まわせた諸藩の大名の妻など、女性の江戸脱出(出女)を厳しく取り締まったとされる。

 1922年に跡地が国指定史跡になり、65年に一部の建物を再現。83年に発見された大規模修理の克明な資料を基に、資料分析や発掘調査を進め、2007年から完全復元した現在の箱根関所が公開されている。小田原藩から出向した役人が通行人の関所改めを行った大番所や悪人を拘留した獄屋、足軽が高台から芦ノ湖や街道を見張った遠見番所など、当時の建築技術を用いて忠実に建造されている。

 大和田公一所長(63)は「関所設置400年の節目にさまざまな行事を企画しました。多くの人に江戸の歴史を体感してもらいたい」と力強く話す。


箱根関所

住所 箱根町箱根1
アクセス 小田原駅または箱根登山鉄道箱根湯本駅からバスで箱根関所跡下車2分
電話 0460(83)6635
営業時間 午前9時~午後5時(最終入場は同4時半)
公式HP http://www.hakonesekisyo.jp/
備考欄 無休。500円ほか(箱根関所資料館と共通)。行事などの詳細はホームページに掲載

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※箱根山の火山活動が続いているため、大涌谷周辺の一部エリアが立ち入り禁止となっています(箱根ロープウェイは19日から全線運休中)。気象庁や箱根町などの情報を確認の上、適切な行動をとってください。

この記事の関連まとめ


箱根の魅力たっぷり箱根の今昔

この記事に関連するタグ

シェア、または新聞を購入する

テーマ特集まとめ

Instagram

@imakana777

かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!

ニュースサイト「カナロコ」へ