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テーマ特集 表情豊かな駅のベンチ④
「黄色いベンチ」と「背もたれサポーター」

  • 横浜市営地下鉄
  • 2019年8月17日 神奈川新聞掲載

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 普段、何気なく座っている駅のベンチ。温かみを感じる木製から、有名デザイナーが手掛けたものまで、その“表情”は実に多彩です。読者から編集部に寄せられた「北鎌倉駅上りホームにある古めかしくしっかりとした木のベンチが大好き。ぜひ残してほしい」との声をきっかけに特集を企画し、ホッと一息つける各地の「顔」を訪ねました。(4/8)


[黄色いベンチ](長さ約210センチ・奥行き約45センチ・座面の高さ約35センチ) 横浜、桜木町、関内、伊勢佐木長者町、吉野町、弘明寺、上大岡、港南中央、舞岡
[黄色いベンチ]
(長さ約210センチ・奥行き約45センチ・座面の高さ約35センチ)
 横浜、桜木町、関内、伊勢佐木長者町、吉野町、弘明寺、上大岡、港南中央、舞岡

[背もたれサポーター](長さ約315センチ・高さ約95センチ・座面の 高さ約65センチ・同奥行き約10センチ)弘明寺
[背もたれサポーター]
(長さ約315センチ・高さ約95センチ・座面の 高さ約65センチ・同奥行き約10センチ)弘明寺

【横浜市営地下鉄】開業から半世紀、色あせないデザイン

 設置から半世紀近くたつ「黄色いベンチ」と「背もたれサポーター」。1972(昭和47)年12月の地下鉄開業時から利用者を見守ってきた。

 デザインしたのは20世紀の日本を代表する工業デザイナーで、64年東京夏季・72年札幌冬季五輪のトーチも手掛けた柳宗理さん(1915-2011年)。横浜市交通局発行の「横浜市高速鉄道建設史」(87年)には「地下鉄全体を統一し、新鮮で洗練されたイメージを限られた空間のなかで表現した」とある。


吉野町駅のホームにある水くみ場。壁をえぐるように設置
吉野町駅のホームにある水くみ場。壁をえぐるように設置

 同局建築課長の金久治夫さん(53)は「当時の公共交通機関としては日本で最も意匠性に富んだつくりだった。先人たちの熱意が伝わってくる」と言う。

 唯一、背もたれ型が設置されている弘明寺駅を利用する会社員女性は「電車を待つ間、立ったまま座れて便利」と話した。柳さんによるこのベンチは、吉野町駅の水くみ場とともに一点物のため修理が利かない。だからこそ「維持管理に努め、できる限り残していきたい」(同局)。


横浜市営地下鉄

電話 横浜市交通局建築課☎045(326)3873
公式HP https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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