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産地直売 足柄梨
多くの人に届けたい

  • 加藤農園(小田原市)
  • 2019年9月5日 神奈川新聞掲載

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 足柄平野で明治末期から生産されてきた「足柄梨」。富士・丹沢山系の伏流水が流れ込む、酒匂川流域沿いの小田原市桑原には、古くから伝わるナシ栽培に家族3代にわたって取り組む農園がある。

 青空が広がったこの日、稲穂が風に揺れる田園地帯の中のナシ園を訪ねると、黄金色に色づいた立派な果実が、樹上にたわわに実っていた。「酒匂川の豊かな水の恵みを受け、みずみずしく、味わい深いナシに育つ」と、笑顔でこう話すのは園主の加藤孝司さん(62)。祖父、父から同園を受け継ぎ、約200本の樹木が植栽された3300平方メートルほどのナシ園を、妻の友季子さん(58)と共に大切に守っている。



 毎年11月から棚付けを開始し、春から摘花、摘果を順に行うなどして、品質の高いナシを収穫できるよう絶え間ない作業を続けていく。多様なニーズに応えるため、さまざまな品種を生産しており、7月下旬から10月中旬まで、「明水」「長寿」「愛甘水」「なつみず」「香麗」「幸水」「豊水」「新興」を順次出荷する。試食させてもらった「幸水」は、糖度が14.2度と非常に甘く、たっぷりの果汁が口いっぱいに広がって、渇いた喉を心地よく潤してくれた。


3年ほど前に導入した「樹木の樹体ジョイント仕立て法」
3年ほど前に導入した「樹木の樹体ジョイント仕立て法」

 同園では、農業技術センター足柄地区事務所(開成町)の協力を得て、県が特許を取得した「樹木の樹体ジョイント仕立て法」という栽培方法を3年ほど前に導入した。木と木を直線上につなげることで剪定(せんてい)作業の効率化や、育成期間の短縮化などが図れるというものだ。

 「来年は、この方法で栽培したナシが実り、初収穫を迎える。今からそれが何より楽しみ」と加藤夫妻。「これからも、丹精込めて育てた足柄梨を、より多くの人に届けていきたい」と意欲は尽きない。

お薦め品


この日は4個入りで648円
この日は4個入りで648円

梨(1袋) 540~1620円。時季によって価格や個数は変動あり。

ここで買える


JAかながわ西湘 農産物直売所 朝ドレファ~ミ♪ハルネ店

住所 小田原市栄町1の1の7
アクセス 小田原駅東口地下街「ハルネ小田原」内
電話 0465(23)3100
公式HP https://ja-kanasei.or.jp/tenpo/chokubai.html

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。


JAかながわ西湘 農産物直売所 朝ドレファ~ミ♪成田店

住所 小田原市成田650の1
電話 0465(39)1500
公式HP https://ja-kanasei.or.jp/asadore.html

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。値段は取材時の税込み価格を表記。消費増税に伴い変動することがあります。


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