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産地直売 ジニア(和名:ヒャクニチソウ)
自然の力で安全な花を

  • 吉垣花園(川崎市麻生区王禅寺)
  • 2019年9月19日 神奈川新聞掲載

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 除草剤や殺虫剤などの農薬を使用せず、肥料は植物性堆肥のみで安全な花を露地栽培している花園。川崎市麻生区の里山にある約1万6500平方メートルの畑で、3代目の吉垣和也さん(39)が年間100種前後を生産している。現在はジニアが色鮮やかな花を咲かせている。

 ジニアはキク科の一年草。和名は「ヒャクニチソウ」で、“百日間、開花を楽しめる”といわれるほど開花時期が長い。病害虫に強いとされるが「去年、今年とヨトウムシにやられてしまいました」と吉垣さんは苦笑いする。



 20年前に家業を継ぎ、農薬や化学肥料を使わなくなったのは5年ほど前。「いずれ継いでくれる子どもたちのために、健康的な方法で栽培したかった」と話す。

 農薬を使わなければ、畑には雑草が生え、花も葉も根も虫に食われる。対策を探しても、野菜に関する情報ばかりで、花についてはほとんどなかった。「1年目は全然育ちませんでしたが、学ぶことも多かったです」。向き不向きの花があり、一度育てて確かめるしかない。栄養豊富な人工肥料で育った柔らかい花は虫がよく付くが、良い土で育った丈夫な花は、虫食いが少ないことも分かった。



 「大事なのは土」。畝にクローバーを植えると、土に栄養分となる窒素を増やしてくれる。出荷時の切り落としや落ち葉を集め、時間をかけて堆肥を作る。かける手間は格段に増えたが、「畑や里山にあるものだけで育てたい」。思いは、とてもシンプルだ。

 需要があるのか分からないまま生産をスタートしたが、希少な花々は徐々に販路を広げている。最近は、食べられるエディブルフラワーの栽培も始めた。「以前より出荷先が多様になった。いろいろな要望に応えられるよう、品種を増やしていきたい」と力強く話す。



ここで買える

 季節の花束(春~秋)5400円~(送料別)。申し込み・問い合わせは、y-hana@docomo.ne.jp。そのほか、LUSH新宿店、玉川高島屋S・C内にある花店「SPROUT」でも購入可能。

イベント/農業体験

夕やけ山 吉垣さんの妻・志保さんが、畑のある里山で毎月農家体験を開催(10月は7、11、21、25、28日)。そのほか、合唱団やキャンプ、季節のイベントなども。吉垣花園の花も購入できる(要事前予約)。詳細は[ホームページ]http://sugut.jp/yuuyakeyama


吉垣花園

住所 川崎市麻生区王禅寺
アクセス 小田急線「柿生」駅南口より市営バス、「新百合ヶ丘」駅よりあざみ野行きバス「王禅寺東三丁目」バス停下車 徒歩3分
公式HP https://www.organic-flower.jp/yoshigaki-flower-farm/
備考欄 インスタグラムアカウント(yoshigakiflowerfarm)あり

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※値段は取材時の税込み価格を表記。消費増税に伴い変動することがあります。
※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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