推し
暮らしに香りを①
鎌倉の香司 鬼頭天薫堂でそろえるオリジナルのお香や線香、香炉
- 香司 鬼頭天薫堂 鎌倉(鎌倉市)
- 2019年11月30日 神奈川新聞掲載
お気に入りの香りを暮らしに取り入れて、リラックスしませんか。県内のお薦めの香りを紹介します。(1/6)

【香司 鬼頭天薫堂 鎌倉】和の香り専門店
観光客でにぎわう小町通り沿いに、オリジナルのお香や線香、香炉などをそろえる香りの専門店がある。店頭でたかれる和の香りに誘われ、客足が絶えない。
四季をイメージした「香りの散歩道」(1650円)など初めての人でも手に取りやすい香立て付きのお香から、手紙に同封したり身につけたりして楽しむ文香(550円)、貴重な香原料を使用した線香や香木まで幅広く取りそろえる。

香木の香りをたしなむ香道の世界では、香りは「聞く」と表現され、違いを「聞き分ける」ことが遊びとされた。「ほのかな香りの違いを楽しむのは日本人独特の美意識かもしれませんね」と話すのは相談役の小林正人さん(66)。
門戸を広げるため、お香体験セミナーや匂い袋作りなどを同店2階で開催。「さまざまな側面から香の文化に触れてもらえたら」と小林さんは呼び掛けている。

香司 鬼頭天薫堂 鎌倉
住所 | 鎌倉市雪ノ下1の7の5 |
---|---|
アクセス | 鎌倉駅東口徒歩5分
|
電話 | 0467(22)1081 |
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
定休日 | 無休(年末年始も営業) |
公式HP | http://www.tenkundo.co.jp/ |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
◆お香体験セミナー

毎週火・金曜午後2時(約1時間、2千円)。「ビャクダン」や「沈香(じんこう)」、沈香の中でも最高峰の香木「伽藍(きゃら)」などの香りを聞ける。
※要事前問い合わせ
◆匂い袋作り

毎週水曜午後2時(約30分、1500円)。
※要事前問い合わせ
◆香りを楽しむ会
第3木曜午後1時/2時半(約1時間、3千円)。
※要事前問い合わせ
香道の豆知識 茶道や華道とともに室町時代に始まった香道に使う香木は、当時貴族などの一部の特権階級しか手に入らない高級品だった。江戸時代に入り、香木を材料とした線香が開発され、一般にも広まった。
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