かながわの「今」を楽しむ神奈川新聞の情報サイトイマカナ

  1. ホーム
  2. テーマ特集
  3. 【民具製作技術保存会 川崎市立日本民家園】かつての生活を支えていた技術を残す

テーマ特集 楽しい「編み物」⑥
【民具製作技術保存会 川崎市立日本民家園】かつての生活を支えていた技術を残す

  • 民具製作技術保存会 川崎市立日本民家園(川崎市)
  • 2020年2月8日 神奈川新聞掲載

シェア・新聞購入ボタン

 手編みの品は、どこかほっこりと温かい気分にしてくれます。作ってみるのも楽しい「編み物」を紹介します。(6/6)


「猫つぐら」は受注販売。猫が入れる大サイズ(直径45㌢)は5万円、小サイズ(同21㌢)は1万5千円。同園窓口か nihonminkaen @ hibiya.co.jp で受け付け。
「猫つぐら」は受注販売。猫が入れる大サイズ(直径45㌢)は5万円、小サイズ(同21㌢)は1万5千円。同園窓口か nihonminkaen @ hibi
ya.co.jp で受け付け。

【民具製作技術保存会 川崎市立日本民家園】45年前に発足した市民団体

 袋、草履、みの。現代でいうビニール袋やサンダル、コートなどは、昔は藁(わら)で縄をない、編んで作っていた。かつての生活を支えていた技術を残そうと、45年前に市民団体「民具製作技術保存会」が発足、藁細工・竹細工・はた織りの各グループが活動している。

 川崎市立日本民家園で実演展示を行うほか、全国各地に赴き、技術を取材。冊子「民具のつくり方」(400円~)にまとめている。国内の伝統技術を集約している唯一の団体でもある。


藁は、なう・編む作業を始める前にたたいて柔らかくする
藁は、なう・編む作業を始める前にたたいて柔らかくする

両手・両足を使って、縄をない、編む。「25年やってきて、縄をなうのが一番難しいと感じる」と中島さん
両手・両足を使って、縄をない、編む。「25年やってきて、縄をなうのが一番難しいと感じる」と中島さん

 数年前から人気なのが、「猫つぐら(ちぐら)」の冊子。いわゆる〝猫ハウス〟で、暗くて狭い場所が好きな猫にぴったり。現在、職人は長野県秋山郷と新潟県関川村にいるだけで、作り方の資料も同冊子だけだという。

 2003年に秋山郷で猫ちぐらの作り方を学び、冊子を編集した同会の中島安啓(あんけい)さん(55)は「ふちの処理や、天井部をきれいなカーブに編むのはとても難しい。今に寄り添うことはせず、昔の技術をそのまま残したい」と話す。


民具製作技術保存会 川崎市立日本民家園

住所 川崎市多摩区枡形7の1の1
アクセス 小田急線向ケ丘遊園駅徒歩13分
電話 044(922)2181
営業時間 午前9時半~午後4時半(3~10月同5時)
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日休み
公式HP http://www.nihonminkaen.jp/volunteer/mingikai/
備考欄 500円、高校・大学生と65歳以上300円、中学生以下無料。「民具のつくり方」シリーズは、現在47冊。各地の藁細工や竹細工、染め物などの基本技術を持っている経験者を対象に作成。同園窓口、通販で販売。詳細は[HP]で

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

この記事の関連まとめ


どこかほっこり【神奈川・楽しい編み物6選】温か~い手編みの品

この記事に関連するタグ

シェア、または新聞を購入する

テーマ特集まとめ

かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!

ニュースサイト「カナロコ」へ

アクセスランキング

  1. かながわ動物飼育日記⑨ 横浜・八景島シーパラダイス◇ケープペンギン

    横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)

  2. 夏の観光シーズン本番目前 【2020年】 箱根の観光スポット5選 リニューアルやニューオープン続々

  3. 神奈川のふわっふわかき氷4選 【かき氷4選・こまち茶屋】紫陽花水 アジサイをイメージ進化系、紫色に変身

    こまち茶屋(鎌倉市)

  4. 【2020年版】今すぐ行きたい!箱根の最新スポット5選 箱根登山電車の箱根湯本―強羅駅間がいよいよ再開 23日から「全線運転再開記念乗車券」発売

  5. タマネギ 辛みがなく甘くてジューシー 小田原「俺たちのファーム」の下中たまねぎ

    俺たちのファーム(小田原市、中井・二宮町)

人気タグ