テーマ特集
神奈川の歌碑、句碑探訪①
【正岡子規の句碑】川崎大師平間寺境内に建碑
- 正岡子規の句碑(川崎市川崎区)
- 2020年3月7日 神奈川新聞掲載
神奈川新聞主催の「神奈川歌壇・俳壇・柳壇年間賞」が50回を迎えました。節目を機に、県内の歌碑や句碑を訪ねます。(1/6)

【正岡子規の句碑】俳句/朝霧の雫するなり大師堂
川崎大師平間寺境内の南東にある「つるの池」に臨んで立つ、明治の俳聖・正岡子規の句碑。吉例10年目ごとの大開帳奉修を記念し、2014年に建碑された。
俳句をたしなんでいた先代貫首(かんす)(住職)高橋隆天大僧正(俳号「圭月」)が1954年に発足した句会「川崎大師玉藻(たまも)句会」の60周年とも重なる年だったことなどから、建碑を計画。同会は、子規を慕った俳人・高浜虚子の娘・星野立子や高木晴子が講師を務めていたこともあり、子規の句に決まったという。


日清戦争が始まった1894年、子規が27歳の時に川崎大師を参拝し、詠んだ三つの句のうち一つを選出。句集「寒山落木」に掲載されている直筆が、高さ1㍍以上の大きな本小松石(ほんこまついし)に刻まれている。

川崎大師
住所 | 川崎市川崎区大師町4の48 |
---|---|
アクセス | 京急線川崎大師駅徒歩8分
|
電話 | 044(266)3420 |
公式HP | http://kawasakidaishi.com/access/index.html |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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