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【北鎌倉燻煙工房】じっくり一晩いぶした一品

　木材を熱した時に出る薫煙（くんえん）で、約８時間―。じっくりと一晩いぶした「くるみ入り手作りスモークチーズ」（８８０円）が女性を中心に人気を呼んでいる。

　北米から輸入したウイスキーだるを使ったスモークウッドを燃やし、チーズが溶けない程度の約６０～７０度の煙でいぶす。数十分でも表面に色は付くが、長時間やることで中にもしっかりと風味が入り込み、味に深みが出るという。

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　チーズに合う食材を１０種類以上試してきたというオーナーの島津健（たけし）さん（５８）は、「クルミを練り込んでみたら、びっくりするほどおいしかった。赤ワインにぴったりです」と笑顔。薫煙香る塩味のチーズと、クルミの香ばしさが絶妙にマッチした濃厚な１枚が出来上がった。

　いぶした無塩ナッツをホワイトチョコレートで包んだ「スモークナッツチョコ」（６８０円）も、チーズに並ぶ人気商品。おやつやおつまみに最適だ。

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