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テーマ特集 応援しよう神奈川フィル④
最も緊張感じる楽団 川瀬賢太郎/常任指揮者

  • 神奈川フィルハーモニー管弦楽団創立50周年
  • 2020年4月18日 神奈川新聞掲載

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 県内を中心に演奏活動を続けてきた神奈川フィルハーモニー管弦楽団がことし創立50周年を迎えた。首都圏に数多くのプロオーケストラがひしめく中、クオリティーの高い演奏と地域に根付いた活動で支持を拡大。クラシック音楽の専門誌「音楽の友」(音楽之友社)2018年4月号で発表された「あなたの好きな日本のオーケストラ」では4位を獲得した。演奏家とそれを支えるスタッフの視点から、神奈川フィルの魅力に迫る。(4/7)


「僕らは温かい家族だからこそ、良い演奏を実現するためなら、実りあるけんかも必要だと思っています」(撮影・立石祐志)
「僕らは温かい家族だからこそ、良い演奏を実現するためなら、実りあるけんかも必要だと思っています」(撮影・立石祐志)

 「神奈川フィルは、特に古典を奏でる音色が美しく、ピュアな響きが魅力」と分析する川瀬賢太郎さん。14年から常任指揮者を務めるが「自分がこのオーケストラを、何らかの方向に導いていこうというプランはない」と断言する。「常に団員とコミュニケーションを取りながら、より良い演奏を模索しています」

 歳月を重ね、オーケストラとの緊張関係は「むしろ増している」という。「このオーケストラの前に立つことに慣れてしまったら、それは指揮者としての死を意味する。自分のホームではあるけれど、日本各地のオーケストラを指揮させてもらう中で、いちばん怖い場でもあります」

 2人のコンサートマスターについて聞くと「石田さんは一見怖そうだけど、すごく親分肌だし繊細さも持ち合わせている素晴らしいバイオリニスト。﨑谷は同年代で、すごく信頼しているけれど同時に手ごわい存在でもある。彼の熱いエネルギーに、いつも刺激を受けています」と語った。

 「この50年間、多くの指揮者や音楽監督、団員が神奈川フィルの音楽を磨き上げてきたことに敬意を払うと同時に、支えてくださったお客さまや自治体、企業の皆さまに感謝を伝えたい」と語る川瀬さん。「県内各地での巡回公演や、マーラーの『千人の交響曲』など、僕も今期のプログラムをとても楽しみにしています」


神奈川フィルハーモニー管弦楽団事務局

住所 横浜市中区元浜町2-13 東照ビル3階
電話 045-226-5045(平日9:30~18:00)/FAX:045-663-9338
公式HP https://www.kanaphil.or.jp/
備考欄 神奈川フィル・チケットサービス
神奈川フィル事務局内TEL:045-226-5107(平日10:00~18:00)

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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