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テーマ特集 応援しよう神奈川フィル⑥
最高の舞台作り続ける 寺門篤之/演奏部(ステージマネジャー)

  • 神奈川フィルハーモニー管弦楽団創立50周年
  • 2020年4月18日 神奈川新聞掲載

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 県内を中心に演奏活動を続けてきた神奈川フィルハーモニー管弦楽団がことし創立50周年を迎えた。首都圏に数多くのプロオーケストラがひしめく中、クオリティーの高い演奏と地域に根付いた活動で支持を拡大。クラシック音楽の専門誌「音楽の友」(音楽之友社)2018年4月号で発表された「あなたの好きな日本のオーケストラ」では4位を獲得した。演奏家とそれを支えるスタッフの視点から、神奈川フィルの魅力に迫る。(6/7)


「オーケストラのフル編成よりも、バロック音楽の小編成などの方が自由度が高い分、神経を使います」(撮影・立石祐志)
「オーケストラのフル編成よりも、バロック音楽の小編成などの方が自由度が高い分、神経を使います」(撮影・立石祐志)

 演目に合わせて楽器を手配し、本番ぎりぎりまで配置を調整、当日はタイムキーパーの役割も担うステージマネジャー。年間200公演を超える同楽団の舞台を支えるこの仕事に約20年従事してきた寺門篤之さんは「ほぼ毎日、団員と一緒にいます」と笑う。

 2010年に定年制度を導入した同楽団は今、退職者の増加に伴う入れ替わりの時期を迎えている。「ここ数年、楽団員の年齢層が若返ってきて、音がかなり変わったと感じます。指揮者任せではなく、自主的に良い演奏をしようというアンサンブルの能力が高まっている。コンサートマスターが2人になり、トップ陣が充実してきたことも大きいかもしれません」。

 ちなみに「石田さんは『俺を見て付いて来い』というタイプなので配置の注文は少なく、﨑谷さんは緻密にアイコンタクトを取るので間隔が詰まった配置を好む」という。

 数センチずらすだけでも全体の響きが変化するという楽器の配置。湿度や温度で音が変わる楽器もあり、気を使う局面は多い。しかし調整を重ねることで音楽が美しくなることに手応えを感じるという。「奥行きのある横須賀芸術劇場など、会場によって条件も異なります。今年は年末の『第9』を、横浜みなとみらいホールだけでなくミューザ川崎シンフォニーホールと藤沢市民会館でも演奏するので、腕の見せどころですね」


神奈川フィルハーモニー管弦楽団事務局

住所 横浜市中区元浜町2-13 東照ビル3階
電話 045-226-5045(平日9:30~18:00)/FAX:045-663-9338
公式HP https://www.kanaphil.or.jp/
備考欄 神奈川フィル・チケットサービス
神奈川フィル事務局内TEL:045-226-5107(平日10:00~18:00)

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

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