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履物 足元涼しげに
【もりや履物店】老舗厳選の純日本製、夏人気のタタミサンダルも
- もりや履物店(横浜市中区)
- 2020年7月18日 神奈川新聞掲載
2020年7月23日公開 | 2020年7月18日神奈川新聞掲載

1946年創業の老舗履物店に入ると、3代目店主の守屋隆子さん(67)が満面の笑顔で迎えてくれる。店には純日本製の下駄(げた)や草履、雪駄(せった)がずらり。守屋さんが直接、東京・浅草や日本橋の問屋に足を運び、台と鼻緒を選んですげてもらった商品などが並ぶ。

お薦めは、奈良県の履物メーカー「丸宗」のオリジナルブランド「信貴(しぎ)」の雪駄(4600円)。同県の職人が手作業で仕上げる良質な逸品で、和装の履物を好む30~40代の男性もよく買いに来るという。下駄もさまざまな種類を用意し、代表的な二本歯の「駒下駄」をはじめ、前に傾いて歩きやすい「のめり」、草履のような形の「右近(うこん)」などから好みを選べるのが醍醐味(だいごみ)だ。「夏になると信貴の『タタミサンダル』(1300円)も飛ぶように売れる」と守屋さん。子ども用の下駄を500円で販売するなど、財布に優しい価格帯も長年、地域に愛されている由縁だ。
守屋さんは言う。「店をできるだけ長く続けて、日本の伝統的な履物の魅力を伝えていきたい」

もりや履物店
住所 | 横浜市中区大和町1の1 |
---|---|
アクセス | JR山手駅徒歩7分
|
電話 | 045(623)3538 |
営業時間 | 午前10時~午後6時 |
定休日 | 日曜休み |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
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