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産地直売 丸オクラ
秦野・菜菜彩の丸オクラ 自然に寄り添い育てた逸品

  • 菜菜彩(秦野市)
  • 2020年8月6日 神奈川新聞掲載

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 丹沢の山々に囲まれたこの地で伊藤総司(そうし)さん(40)が就農したのは約13年前。現在は年間約100種の野菜を栽培する。「彩りよい野菜を提供したい」との思いから、農園名を「菜菜彩(なないろ)」とした。

 農業法人で働いていた伊藤さんは、自分が望む農業をしたいと県内で就農場所を探し回った。最終的に秦野市に決めた理由の一つは、水質の良さ。環境省の「名水百選選抜総選挙」でも全国1位を受賞したおいしい水だ。はだの都市農業支援センターによる体制も整っており、「新規就農者を快く迎えてくれる雰囲気も良かった」と話す。


新規就農者の育成、野菜や農業に関する講師業も行う伊藤さん
新規就農者の育成、野菜や農業に関する講師業も行う伊藤さん

 今の時季にお薦めの丸オクラをはじめとする野菜は、昔ながらの土耕(どこう)栽培。土の中には、いまだ人間が認識していない物質があるため、複雑さのある味わいになるという。気候にも左右されるが、栽培をコントロールせず、自然に寄り添って育てるのが特徴だ。

 丸オクラは、土の水分量が実の大きさや形に影響するため、農業用マルチシートで土を覆ってぬれないようにしたり、天気に合わせて収穫したりと工夫が欠かせない。

 暑さで食欲がない時にお薦めなのが、刻んだオクラ、モロヘイヤ、納豆を混ぜてしょうゆを垂らすだけの簡単レシピ。手軽に栄養補給できるので、伊藤さんは疲れた時に食べるという。

 横浜出身の伊藤さんは中学生の頃、遺伝子組み換えのトマトに興味を持ち、大学は農学部へ。実験材料のピーマンを自ら育て、DNA解析などを行った。研究に使わなかった遺伝子組み換えでないピーマンをみんなに振る舞ったところ、「上手に育てたね」「おいしい」などの反応があり、野菜作りを通じて人とつながる面白さや、人のために働いているという実感を得たという。この経験から農業を志すようになった伊藤さんは、現在も「お客さまとじかに接することを大切にしている」と語り、品種と鮮度にこだわった野菜作りをしている。

お薦め品

◇丸オクラ1袋100円
(オンラインショップではオクラを含む野菜セットのみの販売)
※これからの時季は、食感の良い四葉(すーよー)キュウリもお薦め



ここで買える&味わえる


地菜ダイニング 菜菜彩

住所 秦野市曲松1の2の15
アクセス 小田急線渋沢駅徒歩3分
電話 0463(87)3731
営業時間 直売所/午前8~11時、午後4~6時(完売次第終了)。レストラン/午後6時~翌午前0時(完全予約制)
定休日 不定休
公式HP https://nanairofarm.localinfo.jp/
備考欄 オンラインショップ https://poke-m.com/producers/6601

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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