推し 【絵本で考える平和 神奈川6選】美術館、書店、保育園、絵本作家お薦め
- 2020年8月15日 神奈川新聞掲載
2020年8月22日公開 | 2020年8月15日神奈川新聞掲載

平和って何だろう-。きょうは75回目の「終戦の日」。この機会に親子で考えてみませんか。絵本を中心に、県内の児童書の“プロ”たちにお薦め作品を聞きました。
この記事の目次
1)こどもの本のみせ「ともだち」 伝えたい心に響く日常の尊さ
2)1万冊の絵本そろえる保育園 平和の日常、守る努力
3)葉祥明美術館で触れる 色彩豊かな絵の願い
4)イラストレーター・絵本作家の山田花菜さん 普段の風景描き平和をつなぐ
5)絵本作家・相澤るつ子さん 選択することの大切さ知って
6)空襲から逃げる一夜描く 読み聞かせで感じた本の魅力
7)【まとめ】
こどもの本のみせ「ともだち」 伝えたい心に響く日常の尊さ

横浜市営地下鉄日吉本町駅近くの住宅街に長年、愛されている絵本と児童書の専門店がある。創業は1973年。地域のママら10人超が運営に携わり、店内には約2千冊が所狭しと並ぶ。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
1万冊の絵本そろえる保育園 平和の日常、守る努力

今年4月に開園した認可保育園。約1万冊の絵本をそろえ、園内のいたるところに配置しているほか、「こども図書館」も開設した。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
葉祥明美術館で触れる 色彩豊かな絵の願い

メルヘンチックな画風や犬のジェイクシリーズなどで知られる、絵本作家で画家の葉祥明(よう・しょうめい)さん(74)。長崎に原爆が投下された日の街を描いた「あの夏の日」(自由国民社、1760円)のほか、「地雷ではなく花をください」(同、1602円~)シリーズなど、デビュー当時から平和への願いを込めた作品を発表してきた。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
イラストレーター・絵本作家の山田花菜さん 普段の風景描き平和をつなぐ

南足柄市在住のイラストレーター・絵本作家の山田花菜さん。温かみのある絵に定評があり、主に児童書や絵本の分野で活躍する。
61人の画家が描いた平和をテーマにした絵に、憲法の条文が添えられた「戦争なんか大きらい!絵描きたちのメッセージ」(大月書店、1980円)は、「子どもの本・九条の会」によるもの。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
絵本作家・相澤るつ子さん 選択することの大切さ知って

「戦争はまだ終わっていないの」と、絵本作家の相澤るつ子さん(73)。
作家活動の傍ら美術の非常勤講師を務めていた頃、問題行動を起こす子どもたちに出会った。心が通い合ったと感じる交流が契機となり、心理学や「表現アートセラピー」を学ぶ中、原因の一つに戦争があると知ったという。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
空襲から逃げる一夜描く 読み聞かせで感じた本の魅力

抜けるような澄んだ青空と、轟(ごう)音が聞こえるような描写が印象深い「とうきょうの空」。母から聞いた数々の戦争体験の中から、その父と二人でB29の空襲から逃げる一夜を描いた作品だ。
詳細記事はコチラ↓↓↓
【詳細記事】
【まとめ】
絵本で平和を学ぶー。「平和な日常こそ、努力がないと守れないと気付かされる」。保育園運営者の言葉が響きます。いずれの本にも、心にとどめたい文章や絵、思いが詰まっています。
【新着記事】





【あわせて読みたい特集】

子どもたちの夏休み。トラックや精密測定機器の歴史を学んだり、リサイクル施設などで環境について考えたり。親子で社会見学...

休館中の博物館などのウェブサイトを紹介します。どの施設も魅力あふれるサイトを展開しています。〝予習〟をして、今から来...

2020年6月27日公開 | 2020年6月13日神奈川新聞掲載 窮屈だった生活から日常が戻りつつあるとはいえ、まだまだ。そこで気分...

新緑がまぶしい季節。虫たちにとっても、目覚めの時期。昆虫に関するさまざまな話題を集めてみました。身近な生き物の魅力に...

春の暖かさを感じる季節。花や緑も輝きを増しています。暮らしに彩りを添える植物を育ててみませんか。(全6回)
この記事に関連するタグ
シェア、または新聞を購入する
- LINE
- URLコピー
- 掲載日付の
新聞を買う
推しまとめ
かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!