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　県内に酒販店を５店舗展開し、2019年で50周年の節目を迎えた「よつや」（本社、横浜市港北区）が営む。

　国内外の120超もの蔵元に足を運び、味を確かめ納得した銘柄を販売。造り手の〝思い〟も商品とともに消費者へ届ける。コロナ禍に伴う外出自粛で「家飲み」需要が拡大し、同店の売り上げは堅調だ。

　営業統括マネジャーの和田英郎さんは「ロックやソーダ割など多彩な楽しみ方ができる焼酎と、店で切り分ける食肉加工品の需要が高まっている」と話す。

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　一方、幅広い酒の魅力を知ってもらおうと、料理家の吉田愛さんが考案した「夏スイーツ」を９月中旬まで販売。

　「大人のかき氷」（880円、アルコール含む）は、人気の日本酒「獺祭（だっさい）　純米大吟醸　磨き三割九分」の酒かすと北海道産純生クリームを織り込んだ特製クリームを使用。酒かすのまろやかで上品な風味と練乳、小豆あんが相性抜群。ショウガシロップを好みで掛けてさっぱりと〝味変〟するのも楽しい。

2021年7月27日公開 ｜ 2020年8月27日神奈川新聞掲載

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