うまい
喫茶店
心がほっとするレトロな喫茶店 季節の喫茶「吉住」
- 季節の喫茶 吉住(横浜市中区)
- 2020年9月10日 神奈川新聞掲載

山手地区から少し離れた坂の途中に、レトロな風情の喫茶店が立つ。千葉出身の稲毛ひろ美さん(31)が祖母と営んだ「宿 吉住」の屋号を受け継ぎ、〝旅館のラウンジ〟をコンセプトに開店した。木のぬくもりあふれる内装と調度品に、どこか心がほっとする。
コーヒーは珍しいネル(布)フィルターで入れてくれる。抽出に時間がかかる分、より豊かなこくとまろやかな味になる。木更津「ブラジル屋」の焙煎(ばいせん)豆を使用した各種コーヒー、佐賀の嬉野茶、紅茶などを用意。お茶のお供には、手作りチーズケーキ(400円)やプリン(300円)、ほろ苦い大人味の珈琲(コーヒー)ゼリー(400円)、屋号入りの黒糖どらやき(230円)などをそろえた。


ランチタイムには、旅館の朝食だった「焼魚定食」(850円)を再現して提供。親しみあるメニューのおかげで常連も増えた。オープンは今年3月。コロナ禍の不安の中だったが、「近所の方々に助けられました。横浜に来て良かった」と稲毛さんは目を細める。


季節の喫茶 吉住
住所 | 横浜市中区柏葉109の3 |
---|---|
アクセス | JR石川町駅徒歩10分
|
電話 | 045(263)8433 |
営業時間 | 午前11時~午後7時(ランチタイムは同2時半) |
定休日 | 月曜(祝日の場合は翌平日)と第1、3火曜休み |
[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。
この記事に関連するタグ
シェア、または新聞を購入する
- LINE
- URLコピー
- 掲載日付の
新聞を買う
推しまとめ
かながわの地域ニュースなら
「カナロコ」

「神奈川」の事件・事故、話題、高校野球をはじめとするスポーツなど幅広いローカルニュースを読むなら、地元新聞が運営するニュースサイト「カナロコ」がおすすめ。電子新聞が読めたり、便利なメルマガが届く有料会員もあります!