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皮ごと食べられるニンジン「苅部人参」 横浜の農家・苅部博之さんが独自開発

  • 農家・苅部博之さん(横浜市保土ケ谷区)
  • 2020年10月29日 神奈川新聞掲載

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苅部人参
苅部人参

 「苅部大根」「苅部ネギ」。自身の名を冠したオリジナル品種の野菜を世に送り出してきた横浜市保土ケ谷区の農家・苅部博之さん(50)が、三つ目の“苅部ブランド”を開発した。表面の皮がそれぞれ紫、黄、オレンジ、ピンクとカラフルな4色で、黄とピンクのゼブラ模様もある「苅部人参(にんじん)」。皮ごと食べられる生食向きのニンジンで、サラダに入れるだけで、いつもの食卓が一気に華やぐ。


ゼブラ模様の苅部人参(右)と苅部大根
ゼブラ模様の苅部人参(右)と苅部大根

 開発に着手したのは2013年。在来種が変異した種を採取し、理想の色や味を求めて、実直に栽培と研究を重ねてきた。当初はツートンカラーのニンジンを目指していたが、試行錯誤を繰り返すうち、件(くだん)のような4色のニンジンが、独自に育種した同一品種から収穫できるようになった。「思い描いていたものとは異なるが、開発に挑戦したことでチャンスが広がった」と苅部さん。昨年から販売を開始し、購入者からは「鮮やか」「きれい」と評判も上々だ。ゼブラ模様は、今年初めて売り出すという。


まだ小ぶりな苅部人参を手にする苅部さん。直売所に並ぶのが楽しみだ
まだ小ぶりな苅部人参を手にする苅部さん。直売所に並ぶのが楽しみだ

 ここにたどり着くまでの道のりは、決して平たんではなかった。苦心して発芽させたニンジンが台風の影響で流されたり、寒波によって枯れたりもした。「寒波で全滅を覚悟した矢先、前年度の種が二つだけ自然に芽生えていて命拾い。奇跡が起きたと思った」と苅部さんは当時を振り返り苦笑い。ニンジンは、ダイコンやネギに比べて品種開発が難しく、販売にはこぎつけたが、今後も開発は続くという。「より水分量が多く、やわらかいニンジンに育て上げたい」。苅部さんの向上心には脱帽だ。

 苅部人参は11月中旬以降、苅部さんが営む野菜直売所「FRESCO(フレスコ)」で販売する(価格未定)。同区の西谷地区センターでは、直売所の野菜を使った料理教室を開催しており、苅部人参を扱うレッスンも予定している。



ここで買える


野菜直売所「FRESCO」

住所 横浜市保土ケ谷区西谷町962
アクセス 相鉄線西谷駅徒歩1分
電話 090(2646)4147
営業時間 月・水・金曜午後2~6時
公式HP https://fresco-karube.com/
備考欄 駐車場あり

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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