---

　晩夏から秋にかけて旬を迎える、神奈川が誇るブランド魚「松輪サバ」。秋にかけて脂がたっぷりと乗った新鮮な松輪サバが食べられるとあって、短い旬を逃すまいと客がひっきりなしに店を訪れる。

---

---

　何と言っても鮮度と味を堪能できるのが、あぶりサバ（２８６０円。漁獲量・市場価格により変動あり）。シンプルにわさびじょうゆかポン酢で味わうのが醍醐味（だいごみ）だ。あぶることで表面の脂がじわりと染み出し、うま味が口いっぱいに広がる。臭みが全くないことにも驚く。

　ほかにも、冬にかけて身がやわらかくなり脂が乗るキンメダイや、市場にはなかなか流通しない高級魚「メヌケ」や「アブラボウズ」なども旬を迎える。

　店長の石渡純さんは「新鮮だからこそ安全に食べられる処理を徹底している。安心して食べに来てほしい」と呼び掛ける。松輪サバは１２月中旬ごろまで。漁により入荷がない日もあるため、来店前には電話を。

---

---

---