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産地直売 カブ
葉の先までみずみずしく色鮮やか ピーカブーの三浦カブ

  • ピーカブー(三浦市)
  • 2020年12月3日 神奈川新聞掲載

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 漬物に煮物、サラダ、グリル─。癖がなく、何でも使えてさまざまな表情を見せるカブが今、三浦に新たな風を吹き込んでいる。

 野菜の生産販売などを手掛ける会社「ピーカブー」代表の石井亮さん(47)はかつてダイコンやキャベツ、スイカなどを作っていた典型的な三浦の農家だった。高齢の両親の負担軽減や、比較的価格の安定しているカブを取り入れて収入の安定化を図るため6年ほど前にカブ作りに転向。今ではほとんどがカブ畑だ。収穫間近の畑には、ふっくらと丸く育った白いカブが顔を出していた。

 カブの鮮度は葉で分かると言われるが、石井さんの作るカブは葉の先までみずみずしく色鮮やか。白い部分だけではなく、葉も栄養満点だ。



 葉の先まで栄養が行き渡るよう大切にしているのは土作り。化成肥料を入れて甘やかし過ぎると苦味にもつながるため、野菜の持つ本来の力を最大限引き出し、土と葉を健康に保つようにして育てる。甘くふっくら柔らかに育ったカブは、三浦の温暖な気候を活用して5月頃まで収穫される。


余分な葉を取り除き、洗浄やサイズの分別を行う作業場
余分な葉を取り除き、洗浄やサイズの分別を行う作業場

 また、石井さんはカブ作りを始める際、出荷作業を行う作業場の流れや仕組みなどを見直した。

 洗浄・出荷作業の流れに独自のシステムを取り入れ、安定した出荷数や鮮度を生かして小売店と直接取引を実施。この流れを作ったことで、毎日約3500束のカブが翌日に売り場へ並べられるだけでなく、洗浄作業の一部を特例子会社へ委託し、障害者や地域の雇用も生み出した。「農家は野菜作りに専念できて、作業により雇用が生まれる。みんながプラスになることを考えたい」と語る石井さんは、作業場の寒さ対策や休憩所の設置など、長く働ける職場作りにも余念がない。

 無人直売所も、日立製作所研究開発グループとの協力で新しい購入方法の取り組みに挑戦している。石井さんは「三浦といえば三浦カブと言われるくらい、地元のブランドになりたい」と願う。


新しい購入方法(2021年3月まで設置)
新しい購入方法(2021年3月まで設置)

お薦め品

◇三浦カブ150円


東日本大震災後に福島県に建てられた仮設住宅に使われた木材を作った直売所
東日本大震災後に福島県に建てられた仮設住宅に使われた木材を作った直売所

ここで買える


無人直売所 SHOP PEEKABOO

住所 三浦市南下浦町菊名25
アクセス 京急線三浦海岸駅から徒歩15分、またはバスで菊名下車2分
電話 046(888)0875
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 不定休
公式HP https://miurakabu.com/

[おことわり]この情報は新聞掲載日時点での情報です。掲載日以降、内容に変更が生じる場合がありますのでご了承ください。

※魚介類や野菜など生鮮食料品の価格・種類は、水揚げ量や収穫量、天候などの影響で変動します。


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