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「多頭飼育崩壊」問題、行政の早期対応求める

  • ヒューマン&アニマルネットワーク
  • 2020年12月3日 神奈川新聞掲載

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レスキューされた猫・はやて。里親が見つかるまで脇さんが預かっている。当初は威嚇がすごかったが、自分専用のご飯、水、トイレがあり、愛情のこもったお世話を受けるうち、とても穏やかになった
レスキューされた猫・はやて。里親が見つかるまで脇さんが預かっている。当初は威嚇がすごかったが、自分専用のご飯、水、トイレがあり、愛情のこもったお世話を受けるうち、とても穏やかになった

 飼っている犬や猫が大量に繁殖し、適切に飼育できなくなる「多頭飼育崩壊」が近年社会問題になっている。海老名市では9月、猫約140匹の多頭飼育崩壊が発生。「悪臭がする」という近所からの苦情で発覚した。約140匹の猫と家族4人が暮らす2階建ての住宅内は、至る所にある猫のふん尿で床が腐り、えさは床にばらまかれていた。共食いの形跡もあったという。

 猫のレスキュープロジェクトに参加したボランティア団体の一つで、西湘地域を中心に活動するヒューマン&アニマルネットワークの脇(わき)須美子さんは、「猫の妊娠期間は約2カ月、早い猫なら生後4カ月で大人の体になる」と話し、去勢避妊手術の必要性を訴える。多頭飼育崩壊は周囲に知られないよう隠すケースが多いため、近所と関わりを持つことも大切だという。

 県は昨年10月、全国に先駆けて「多頭飼育届出制度」を新設し、10匹以上の犬や猫を飼育する場合は届け出ることを義務化したが、十分に周知されていない。

 脇さんは、「猫は全て保護されたが、一時避難所の動物愛護センターでも出産があった。対応が1日早いだけで状況は変わる。動物愛護の観点だけでなく環境問題と捉えれば話が早く進む。小さな命を守るためにも、行政はもっと調査をして考え方を変えてほしい」と訴える。

 ☆保護猫の里親会

 20日午前11時~午後3時、レンタルスペースYOUYOU(小田急線開成駅徒歩3分)。事前予約優先。レスキューされた猫も参加。詳細はブログ。脇さん☎080(3472)1604。


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