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テーマ特集 近場で非日常体験②
【江の島岩屋】神秘的な世界を堪能 数千年の歴史に触れて

  • 江の島岩屋(藤沢市)
  • 2020年12月12日 神奈川新聞掲載

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第二岩屋は「湘南の宝石」の1つで昼なお暗いので、オープン時間からイルミネーションが楽しめる
第二岩屋は「湘南の宝石」の1つで昼なお暗いので、オープン時間からイルミネーションが楽しめる

 江の島最奥部、悠久の時を経て波の浸食でできた全長152㍍の第一岩屋と56㍍の第二岩屋からなる海食洞窟。湘南の地にいながら神秘的な世界を体験できる。

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 欽明天皇の勅令で洞窟内に龍神(りゅうじん)の祠(ほこら)を祭ったことから江島神社発祥の地とされ、祠の真上には同神社龍宮(わだつのみや)が鎮座する。悪行を働き人々を苦しめていた五頭(ごず)龍が、島(現在の江の島)を造った天女に心奪われ改心したという伝説も残る。


岩屋橋の横には岩に刻まれた昔の参道が
岩屋橋の横には岩に刻まれた昔の参道が

第二岩屋左手奥にある龍神のオブジェ
第二岩屋左手奥にある龍神のオブジェ

 昼なお暗い内部は冬は暖かく夏は涼しい。二手に分かれた第一岩屋左手奥には「富士へ通ずる」といわれる穴があり、その横には日蓮の寝姿石、洞窟右手奥には発祥の祠がある。2017年の台風被害時にもこの祠だけは健在だったという。現在は休止中だが、通常は貸し出される手燭(てしょく)で進むのも醍醐味(だいごみ)。


第一岩屋左手奥にある、緑と薄赤で照らされる穴は「富士へ通ずる」という言い伝えがある
第一岩屋左手奥にある、緑と薄赤で照らされる穴は「富士へ通ずる」という言い伝えがある

第一の右側の奥近くにある日蓮の石像
第一の右側の奥近くにある日蓮の石像

第一岩屋の二手に分かれた右側には江島神社発祥のほこらが祭られる
第一岩屋の二手に分かれた右側には江島神社発祥のほこらが祭られる

 第二岩屋は「湘南の宝石」の会場の1つ。開場時からイルミネーションが輝き、まばゆい光に客は歓声を上げ最奥部の怪しく光る龍にも驚く。岩屋すぐ近くと弁天橋に乗降場がある「べんてん丸」に乗れば、プチクルーズも楽しめる。「洞窟内に展示される江の島伝説を見てから進むとひと味違う観光が。数千年の歴史を体験して」と担当者。


第一岩屋に入ると右側にある石清水がたまる池には与謝野晶子の歌碑があり「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」と書かれている
第一岩屋に入ると右側にある石清水がたまる池には与謝野晶子の歌碑があり「沖つ風 吹けば またたく 蝋の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」と書かれている

岩屋信仰の証として岩屋詣出の信者が背負って納めた石像。一体20㌔以上はあるという
岩屋信仰の証として岩屋詣出の信者が背負って納めた石像。一体20㌔以上はあるという

 ☆小田急線片瀬江ノ島駅徒歩30分。入洞料大人500円。小中学生200円。午前9時~午後4時(2021年1月11日までのイルミネーション開催時は午後5時)。

 ☆遊覧船べんてん丸 午前10時~午後4時。2月末まで土日・祝日のみ運航。荒天時運休。大人400円ほか。※いずれも問い合わせは、市観光センター☎0466(22)4141。


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